偽Perfume

Perfume最高の一曲、の変遷サブエピソード①2015の別れ

2011年に出会って以来、ぶっちぎりの王者として君臨し続けていたPerfume。

年によって多少の浮き沈みはあったものの、2014年にはついにライブにも行けて、実生活でも何度も助けてもらい、確実に着々と繋がりが深まっていっていました。

ところが2015年。

僕は一つの決断をしました。

それが、Perfumeにお別れしよう、というものでした。

バイバイPerfume

2015年前半は、『Pick Me Up』にハマってほぼ毎日ずーっと聞き続けていました。

そんなある日、僕は休憩時間を使ってCD屋の視聴器を使って、最新の音楽に数年ぶりに触れました。

聴いたのは、Blurの最新作で結構鮮烈。特に『Ong Ong』はかなりヤバくて中毒的に没頭しました。

Ong Ong
ブラー
2015/04/24 ¥250

長年ロックを聴いてきていたので、やっぱり久しぶりでも最高に好きなのはこういうのかも、と思ったわけです。

んで、Perfumeばかり聴いていた日々に若干の疑問が芽生えました。

そうするとなんかもう、ちょっと無理して聴いていた気がして、ついに僕はPerfumeを聴かなくなりました。

さよならPerfume

J-ロックの中で

この頃、なんか特に好きでもないのにJ-POPをランキングに従って結構聴いてました。

くっそつまらなくて、これに比べたらPerfumeは超優秀じゃん、とか思ったものの・・・

ロックの熱さからすると、やはりPerfumeに戻ろうとは思えませんでした。

UVERworldがこの時期は完全に主導権を握っていました。

これはJ-POPではない、ロックだ!UVERworld「僕の言葉ではない これは僕たちの言葉」

とにかく言葉の力が強くて、メッセージ性と強固に結びついたカッコいい音楽に惚れ込みました。

ただ、この時期に出会った音楽で、単純にロックともいえないものにも強く惹かれました。

それが・・・よりによって、「Perfume」をその名の一部に掲げた、Perfume Genius。

QUEEN

ああ。

こんなに途轍もない音楽が存在していただなんて。

Queen
Perfume Genius
2014/07/16 ¥und,efi,ned

唖然としました。本当にすごい音楽は、これだと思いました。一瞬で天国へと連れて行かれてしまう。

Perfume Geniusという儚く美しい音楽

もう、今聴こうがいつ聴こうが、超最高です。

運命が僕とPerfumeを引き寄せる

そんな中、当時の王者UVERworldのリリース情報を目にします。

タイトルは『I LOVE THE WORLD』。

運命は、僕をどうしてもPerfumeからは引き離してくれないようだ。と思いました。

イヤでも思い出す、Perfumeのシングル曲タイトル『love the world』。

UVERworldの新曲は、スルーするわけにいきません。

となると、どうしようもなくちらつく『love the world』を完全に無視するのは困難でした。

どこかでもう一度、Perfumeと向き合う必要性は必ず生まれるだろう、とは思っていました。

激突

そんなわけで、僕は久しぶりのPerfumeとして『love the world』に対峙することになりました。

が、「洗脳」なんて言葉まで持ち出してお別れした相手です。

気楽な再会とは行きません。

それはまさに、激突でした。

無条件で手放しに褒め称えてきたPerfumeを、ただ純粋に音楽として優れているかという観点で。

音楽的に魅力があるかどうかだけで僕の関心を勝ち取っていたblur、UVERworld、Perfume Genius、その他無数の強力な音楽を相手に。

『love the world』

が、激突してきたのです。

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