コペルニクスってそれまで常識とされていた「天動説」を否定して「地動説」を掲げた革命を起こしたとされていますが・・・
エカント
どうやら天動説の方が計算が面倒くさかったから地動説に傾いたみたいです。
というのも、地球を固定した場合太陽や月は地球の周りを回って見えますが、他の天体はそうはいきません。
金星とか木星とか、夜空に見えてる星がヘンな軌道を示すのです。
それまで東に向かって進んでいた惑星が突然、西向きに方向を変え、見かけ上戻ってしまうような逆行運動が存在する
情報源: 天文学の歴史 プトレマイオスの天動説
で、やめときゃいいのにこの不規則な動きを計算出来てしまう数学的しかけが作られました。
それが「エカント」という、特殊な点を設定する数学的なしかけらしいですが・・・計算は非常に煩雑だったようです。
当然太陽を中心にしたらこんなことはしなくて済みます。
エカントへの嫌悪がコペルニクスが地動説を考える大きな動機となった
情報源: エカント – Wikipedia
面倒くさいのはイヤってのは人間の性質なんでしょうかね?(^ー^;