偽Perfume

経営理念に殺意

僕は自分の仕事や、会社について書くつもりはあまりないのですが、毎朝唱和させられている経営理念、あれはほんとクソです。

経営理念唱和、それは人間性の否定

そもそも朝は早めに出勤しないと1日を始められないため、出勤時間の15分以上早く出勤します。

しかし、うちの会社は15分刻みで勤怠管理しているというのに、朝いくら早く来てもその分の給料は出ません。

つまり1日はサービス残業によって幕を開けます(もっとも、残業代に関しては世間一般?に比べればうちの会社は温情的なようですが(^ー^;)。

そしてみんなそろったら「経営理念」を読み上げさせられます。

これがまた、テンプレコピペみたいな中身のないもので、僕は未だに覚えることが出来てません。

てか、理念というのは短くシンプルであるべきだと思うのですが、条文みたいなのが4つもあります。

そしてその中には、健康と生活の豊かさを謳った一文もあるのですが、これがまた読み上げるたびに絵空事過ぎていらつきます。

会社が本気で目指していない(要するに外面をよくするためだけの)理念を無理矢理読ませる、しかも毎日。
こんなジョークがまさかこの21世紀においても続いているなんてね、テヘ。

一人一人の従業員の頭のなかにはウニが入ってるとでも思ってるんでしょうか?

これはウニじゃねえよ、脳みそだよバーカ。

健康に別れを告げて

健康なんて、望むべくもないと気付いたのは年明けでした。

帰る時間が遅くなるにつれて夕食の時間はずれて、家族の憩いも減り、家に帰ったらただただ寝るだけの生活リズムとなっていきました。

そしてどんなに遅くまで働いても朝はきっちり出勤しなければなりません。

運動なんてしている暇はないし、心のゆとりもないし、気が付けば「頬がこけたね」と言われるくらいにげっそりしてきました。

で、心の方もどんどんすさんで、テキトーでいいや、と思うようになっていって、「失敗して恥をかくのは僕じゃない、会社だ」と割り切るように(^ー^;

そして毎朝読み上げる、「健康そして豊かなくらし」。

僕は気が付きました。

この理念を造った人が、僕たちの頭の中をウニだと見下しているのではない。

理念を造った人の頭の中が、ウニなのだ。

ウニごめん(^ー^;

それでもまだ恵まれてる?

こんな事態になったのは、たまたまの退職者が続いたこととそれをフォローするだけの人員補充を行わなかった本社の問題で、配属先の人たちに罪はありません。

急激に忙しくなって、どんどん不健康になっていくのはしょうがない不運だというとらえ方をしている同僚もいます。

そして、うちの会社は一応残業代が15分刻みとはいえちゃんと125%の換算で入ってくるので、収入は増えています(こんな僕ですら、貯金がどんどん貯まってます)。

一番怖いのは、仕事が多すぎることよりも、無くなることだ、という考えを持っている社会人は少なくないようです。

なので、世の中的にはこんな状況でも不満を垂れるのは筋違いなのかもしれません。

会社はちゃんとルールに則って給料を払っているのですから。

んが、あの経営理念だけは納得がいかん…

本気で目指すつもりのないものを、理念なんかに掲げるべきではない。

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