ただでさえ忙しい時期に体調崩したりiPhone壊れて機種変したりで音楽どころではなかったのが2017年12月でした。
うつな年末に心地よかった音楽
気分も不安定で常時苛立つような日々に、ほとんど唯一と言っていいくらいに没頭させてくれたアーティストがいました。
それが。
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クリーピーナッツ!
詐欺師のコンビみたいなビジュアル(^ー^;。
11月のランキングで6位だった『メジャーデビュー指南』で、そのタフで真摯なマインドを見せてくれていたクリーピーナッツ。
12月はiTunesのプレイリストがほぼ全滅するという災難があって、そもそも音楽聴く気が超絶に削がれていました。
そんな中でも強烈に惹き付ける力があったのが、これ。
みんなちがって、みんないい。
Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)
2016/01/20 ¥250
こういう、無批判に良いとされている言葉を、平気でディスる人たちが曲名にしてるところからして胸が熱くなります。
内容は途轍もなく過激、刺激に満ちていて心底感動しました。
めくるめく場面転換とスタイル変更は弱肉強食の食物連鎖が輪になる様子を浮き上がらせて、曼荼羅を見せられたような気分。
おまけにこれ、実在の現役同業者たちを遠慮無くパロってるらしく…
参考
Creepy Nuts(R-指定 & DJ松永)新曲「みんなちがって、みんないい。」は誰をDISしている?MCバトルまとめちゃんねる
おなかいっぱい笑
攻撃姿勢の気持ちよさ
なかでも僕が特に好きなのが、J-POPに未だによくある鬱陶しい癒やしのリリックに対する強烈な反撃。
クソとかバカとか平気で言う。
か、かっけー!!!!
これ!こういうのを待っていました。
この攻撃性ですよ。不快で陰鬱な気分を吹っ飛ばしてくれるのは。
Perfumeにはないですよね…いや、攻撃姿勢は無くはないんですけど、こんなに汚い言葉でハッキリとは言わない(^ー^;
ってなわけで、12月に一番聴いたのは、文句なしにこの「みんなちがって、みんないい。」でした。