世界の果てな気分を味わえる国を紹介するコーナーです!前回はフェロー諸島でしたが、今日はアルメニアの首都イェレバンに行きましょう。
アルメニア
今日みなさんにご案内するのは、トルコ東端やや北側、中東の北部にあるアルメニアです。
首都イェレバンはこの小さな国の中央やや西よりに位置しています。
こんな国に、どうして僕が興味を持ったかというと、この国には非常に古い時代からの歴史があるからです。
既に古代史にアルメニアという地名は登場しますし、ローマ帝国がペルシア陣営と対立する際にその中間に位置するという地政学的条件から重要性を発揮することもしばしばだったと思います。
現在はあまり名前を聞くことがない気がしますが、イラン同様、歴史の古い国と言うことのようです。
なんと言っても歴史が好きな僕は、紀元前からの歴史を今に引き継ぎながらもいまいち影の薄いこの国がどんなところなのか、興味を持ったわけです。
首都イェレバン
さっそくウィキペディアで見てみると、ほれぼれする文を発見しました。
エレバン – 現存する世界最古の都市の一つ
いいですね~。
首都が世界最古の都市って格好良くないですか? この記述が目に入ってから僕も俄然アルメニア、特に首都「イェレバン」が気になりました。
どことなくエキゾチックなイェレバンという名前もまたいいですよね。
そんな関心を、憧れへと変えたのがこの写真です。
まるで火星の山みたいなどでかい山が後ろにそびえています。
どうやらアルメニアは高山地帯のようで、後ろに見えるもの凄い山はアララト山といいます。
わりとよく見る構成の都市のバックにある超すごい山。このペアリングは新しいっていうか、異世界感満載です。
それだけではありません。
この街は何か異様に空が近いのです。
異世界っていうか、地球最後の日みたいな空気です。
自然も素晴らしいアルメニア
荒涼とした土地が多いようですが、所々緑や川などもあって、風景も非常に美しいのがアルメニアです。
こちらの動画をご覧ください。
いきなりこんなとこに放り出されたら別の惑星か、あるいは古代に来てしまったのではという気がするに違いありません。
遺跡がオリエントでもヘレニズムでもないような、もっと古い時代を思わせる感じで果てっぽさがぎっしり。
そしてこの、ザナドゥを思い出させるような音楽がまたたまりません!
ちなみにザナドゥってこれです。
微妙に世代の違うザナドゥをどうして僕が知っているかというと、一回り年上の従兄がはまってやってたからです。
情勢は不安定?
一人あたりGDPでは世界110位程度と決して発展している国とは言えません。
また、この地域は地震が多いそうですし、紛争もあったとか。
でもいつか、遊びに行きたい国の筆頭がアルメニアになったのは間違いありません。
世界の果てっぽい雰囲気が好きな方、アルメニアいいかもです(^-^)