最初に身もふたもないことを言えば、バイトの面接で一番の決め手になるのはシフトが合うかどうかです。
シフトさえ合えば採用されるように
ただ、シフトが合う合わない以前で切られる例というのを、この春いくつも見ました。
そういうのは基本、頭を使えば乗り切れる部分もあるように思いましたので、順序立ててリスト化してみたいと思います!
ちなみに、僕はドラッグストアでしかバイトしたことがないので基本そういったお店の場合を想定させてください。
しかもこれが初バイトwなので、猛者みたいな人の参考にはならないですすいません。
なかなかバイト合格しない人向けですので、あしからず。
1.意外と重要なのが電話
この段階である程度ジャッジされます。
皆さんがバイト応募の電話をかけ終わったとき、電話を受けた者は面接スケジュールとともに電話での印象を一言メモします。
そこには、「元気がない」とか「ハキ(覇気)がない」とかネガティブなことが書かれてしまってることもありました。
大抵そういう人は面接に来ても落とされてます。
電話応募の時点で、一応面接だけしとくか的に下に見られてしまっています。
もっとひどい場合、つまり電話自体がまともに出来てない場合は、その場でお断りさせてもらうこともあります。
結構電話でアウトな人って少なくありません。
でも落ち着いて考えてください。
所詮、電話です。
顔を見られるわけでもなし、つっこんだやりとりがされるわけでもありません。
そしてもっと根本的なことをいうと、こっちは世間的にはそれほど尊敬されているわけでもないしがない小売りにいそしむ小市民に過ぎません。
電話ごときで相手を見透かすことなんて不可能です、所詮見せかけのうわべしか見れません。
なのでこれくらいは軽くクリアーして、いい印象を与えておくべきです。
方法は簡単で、大きな声ではきはきしゃべる、最低限のマナーを守る、聞き取れないことはちゃんと聞き返す。
これだけです(^-^)
僕は電話すごく苦手でしたので、かけるまえに何度も練習しました。
電話応対はバイトを始めてからも仕事の一部になりますから、練習しておけば後にも生かせます!
僕が聞いた中で衝撃的だった電話は、いきなり「あっ、えっ店長さんに代わってください」と言ってきた少年風の人です。
すいませんが、どういったご用件でしょうか?と聞き返すと、狼狽したその人は「バイトしたいんすけど」と・・
これはアウトです(^-^;
募集してないので、と言ってお断りです。
2.面接中は、大人の対応で!
電話がクリアできたら、今度は面接です。
小売店のバイトでは恐らく履歴書なんてほとんど見ません。
接客業をしたことがあれば優位に違いありませんが、所詮経験積めばすぐに誰でもそこそこ出来るような仕事です。
そんな、ある意味どうでもいい履歴書ですが、多少はそこから質問がいくつか出されます。
これは応募者の経歴を詳しく知りたいのではありません。
単純に、社会人としてのコミュニケーション能力が最低ラインを割ってないかを見るためのようです。
例えば、言葉遣い。
丁寧語を使う気があるか(難しいことではないはずですから、使えるかどうか、ではなくて使う意志があるかどうかです)、理解しやすい話し方をしているか(極端に声が小さくないかとか、ごく基本的なことです。論理や声質は問われませんてか問える能力がありません(笑))など。
要するに相手に理解できるような心配りが出来ているかということになると思います。
リア充と呼ばれるような人なら余裕でクリアでしょう。
ただ、僕みたいに人とあんまり関わらず、関わっても家族やネット世界中心だったりするとこれは結構意識して変えないと難しかったです。
特に声の大きさは、家で何度も小さすぎと言われてきたので面接前から徹底的に頑張って練習しました。
犬の散歩に行ったときにする挨拶とかの声のトーンを気持ち数倍にして(大きすぎるくらいですが、それくらいの方が良いです)、何とか切り替えを目指しました。
声が大きいと元気じゃなくても元気と見られるので、簡単でおすすめです。
3.リア充の注意点?
リア充系の人が逆に陥りやすいミスもあります。
それは、砕けすぎてぶっちゃけトークを展開してしまうことです。
たとえば、タメ語かます兄ちゃん姉ちゃん。
跡を絶たず現れるとうちの社員さんはよく言ってます。
また、大学生で部活動について聞かれたとき、
「就活で履歴書に書くと有利って聞いてやってるクラブ活動なので忙しくないです。てかぶっちゃけさぼっても問題ないっす」
なんて言ってしまった応募者はかなり印象を悪くしてしまい採用されませんでした(^-^;
部活を就活のために利用するなんて、そんな世渡り上手な人が小売店の社員なんてやっていません。
社員や店長の中には、大学時代にクラブ活動を一生懸命やってきたなんて人も結構いたりして、こういう舐めきった態度はそれだけで足を切られかねません。
4.本心と発言は別でおk
僕は、本心で何を思おうがその人の自由だと思います。
幼女を愛でようが同性愛は至高の愛だと思おうが、心の中だけであれば何だってありでしょう。
でも、面接担当者相手には嘘でもいいから社会性を示すべきです。
部活は就活のため、みたいな一部の人間を激怒させるようなことは言わない方がいいです。
とはいえ、面接する側も本心をさぐるつもりはないみたいです。
所詮バイトです。
いつかは辞めてしまうものです。
心からまじめであって欲しいのは確かですが、採用する側だってマジメなことなんてまずないので、隠すべきことをちゃんと隠すかどうか程度しか見れないのです。
というわけで、うわべの取り繕いだけはそつなくこなせるようにしておけば大丈夫です。
部活なんて就活のためだよ、と思ってて良いのですが、それを表に出さずに「部活頑張ってます」とか無難なことを言っておけば良いのです。
5.志望動機くらいキレイに
もう一つアウトな例を。
志望動機を、「なんとなくです」って言っちゃう人が何人かいるみたいです。
こんなのも言うべきでないことくらい、ちょっと考えたら分かるはずです。
生活するのにバイトが必要でして、と言ったりすれば、一生懸命やりそうだな、簡単にはやめたりしないだろうな、という風に良く思われるみたいですよ。
バイトの面接は楽勝?
僕が見てきた限り、これらの条件さえクリアすれば後はシフト次第、必ず採用されます。
要するに非常に程度の低い争いなようです、バイトの面接なんて。
ですが冒頭言ったように、ここで列挙した問題をすべてクリアしててもシフトが合わなければアウトです。
せっかくシフトは合うのにチャンスを逃している人があまりに多いので、なかなかバイト面接に受からないという方は参考にしてみてください。
面接さえクリアしてしまえば、あとは多少やらかしてもそんなに簡単に辞めさせられることはありません。
頑張って仕事にいそしみましょう!