ファイナルファンタジー3に出てきた「学者」というジョブ、なんと攻撃は本の角で相手を殴るというとてつもない武闘派なものでした。
彼らは本の電子化には絶対反対するでしょう、だって電子化されたら攻撃力めっちゃ下がっちゃうし。
本は凶器
そんな記憶もあったので、本が凶器になりうるとはうすうす感づいていたのですが…
今日、とても怖いことがありました。
そして実害も発生しました。
何が起こったか?
机の下に落ちた消しゴムを拾おうと伸ばした手に、机のへりに置いてあった分厚い教科書が落下してきました(;-;)
手を引っ込めることも出来ずに直撃をくらい、中指の第二関節が裂けて出血です‥痛い(;-;)
紙媒体の魅力
電子ブックが登場したときに、これで大学の様子も様変わりしそうだ、なんて記事をちらほら見た気がします。
教科書が電子化されて、クラウド上で管理出来たら、どれだけ手軽になるか分かりません。
手書きメモの挿入も絶対スムーズになります。
というのも、歩きながら教科書にメモを取るというのは、僕も今やってますがかなり難儀でぐちゃぐちゃの字になります。
でもタブレットなりスマホなりを使えば、入力ミスはしたとしても読めない字にはなりません。
シャーペンとマーカーをポケットに忍ばせて、ときどきシャーペンの頭にある使いにくい小さな消しゴムまで動員したりする必要もなくなります。
もっと多彩に色や線を選ぶことだって簡単にできると思います。
でも、僕は重い教科書を鞄から取り出して、がばっと開く瞬間が結構好きだったりします。
手垢で汚れたり、良く開く項目の当たりがばさばさになったりするのも愛着が湧きます。
電子化されたら予算次第で間違いなく僕もそっちに流れそうですが、でもときどき紙の教科書でも勉強したくなりそうな気がします。
それに、恐らくタブレットやスマホは武器になりません。
これからどんどん薄型化されていって、ますます攻撃力は下がると思います。
だから、もしものときにはやっぱり紙の本の方が役に立つんじゃないかなーなんて。
…ははは、いてえぇ。