さきほど何気なく見ていた「〇〇妻」のあるセリフのせいで、途中に挟まれたアップルのCMが神々しくみえたという話です(^-^)
ニヒルな作家と情熱的ジャーナリスト
柴咲コウの不可解なキャラ設定が面白みといえそうな、ドラマ〇〇妻です。
主題歌は椎名林檎というところもポイントだったのですが、今日も残業でクタクタだったのでほんとに何気なくボーッと観ていました。
主人公のニュースキャスターが自分の番組で、世間的に知られている大物作家を招いて「先生はどうして作品を書くのをやめたのですか」と聞きました。
初老の男性作家は、「私は絶望しているのです」と答えました。
「いくら言葉を駆使しても、世界は変わらない」
「意見を発して言葉を尽くしても何も変わらなかった」
まあ、ネットでありがちなちょっと色々知ってます系な人の見解です。
臭いなーと思って観ていたら、主人公はもっと臭かった。
「それでも僕は報道の力を信じてこの活動を続けます」
「たとえ世界が変わらないとしても、それが僕たちのするべきことではないでしょうか」
ここらへんかなり記憶が曖昧ですが、そんな風に言っていたと思います。
作家は黙り込んでいたものの、番組のスタッフたちは涙ぐんで潤んだ目をして主人公を見つめていました。
世界は変わらないから黙ってようという意見も、そうだとしても発言は続けていこうという意見も、どっちもまあアレですよね(^-^;
テレビ的な、大ざっぱで短絡的なやりとりに見えたので僕は一気に観る気がうせたのですが・・・
iPad Air 2
で、CMに入りました。
何番目かのCMがアップルのiPad Air 2でした。
毎度のことですがメッセージはとことんシンプル、iPadで出来ることを色々映像で流した後で一言。
世界はなかなか変わらないとか言っていたドラマの直後に、まっしろな背景に鮮烈なメッセージ。
何の迷いも疑問もなく、はっきりと「世界は一枚で変わる。」ときました(^-^;
動画がアップルのホームページにありますし、そもそもガンガンCM流れまくっているので既にご覧の方も少なくないかと思います。
そして、このメッセージにいちゃもんを付ける人は実際問題あんまりいないことでしょう。
実際、アップルは何度も世界を変えてきた実績がありますし、革新を長期にわたって持続するという偉業を成し遂げています。
そんな人たちが言う「世界は一枚で変わる。」は妙な説得力を帯びていると思います。
そして先ほどのドラマの青臭いセリフが、なおさらこのアップルのメッセージ性を引き立てるという謎の構図です(^-^;
「変われない」と言い続ける連中で世間は溢れているけど、実際は簡単に変えられるんだよ。
そう、iPhone・・・じゃなくて、iPadならね!的な(^-^;
と、いうわけで。
なぜかiPadAirすげえ、という感想を残した謎ドラマ〇〇妻レビューでした(^-^)