偽Perfume

『アンドロイド&』の「&」が好きすぎる

『Moon』にどっぷり漬かりまくりの僕です。

ところで最近、フェスでMoonとともにセトリに上がっているのを見て胸が熱くなり聴く機会が増えたのが、『アンドロイド&』。

ポリゴンのカップリングとしてぶっ込まれたこの曲の評価が一変したのは、僕の場合はライブでした。

めちゃくちゃライブ向けで、ひたすらに踊りまくるパートがあって歓喜したものです。あの日以来、もうイントロ聴くだけでテンションは爆上がり。

でもちゃんとは聴けてなかったなあと。

ある歌詞が聞こえてきて、目ん玉飛び出るほどびびりました。

それは、「恋してもいいんじゃない?」です。

こ、これは…

開いた口がふさがらない。

ついにこのときが来たのか。いや、来ていたのか…!!!

言うまでもなく、ぼくの中では『シティ』がつながりました。あのときは、初めての感情に「絶対故障だ」「ていうかありえない」と言っていたのが。

『アンドロイド&』ではさらりと、あまりにもナチュラルに「恋してもいいんじゃない」だ。

時代が変わった…

『シティ』は早すぎた、と常々思っていましたが、いつしかシティの時代も過ぎ去って、今度はむしろ、人間てめんどくさいからアンドロイドの方がずっといいわ、みたいな感じでしょうか。

やばいwこの歌詞は、すごく好きすぎるwww

急激に『アンドロイド&』への愛着がわきまくった僕は、今更ながら情報収集。

この曲に関するインタビューはないかと。というわけで、ナタリー記事を発見。

いくつか、好きを加速させる情報をゲットしました。

のっち
のっち

「アンドロイド&」ではアンドロイドとの恋みたいなこと

はい、これは予想通りではありますが。アンドロイドとの、ということで、主体は人間?シティと逆?

あ〜ちゃん
あ〜ちゃん

中田さんから歌詞の意味を聞いたよね。「アンドロイド&」の主人公は実は、自分のことを完全に人間だと思い込んでいるアンドロイドだって。だから曲名は「&」で終わってるけど、「アンドロイド&ヒューマン」みたいなイメージなんだって。

ここ、激おもろい。

『アンドロイド&』の「&」って、単にリズム整える的な特に意味のない記号的なものかと思ってました。

が、ちゃんと意味があったとは!

「ヒューマン」を透かしてタイトルから消していたのですね…まったく予想できていませんでした。

こりゃヤバい。中田さんブラボー過ぎます。

「&」だけ残すことで、アンドロイドと対になる存在を予感させつつ、そこをあえて空欄にすることで、そこに存在するはずのヒューマンの透明感が、存在感の希薄さ、あるいは自身に対する疑念みたいなものも匂わせます。

俳句の「連体止め」みたいな、余韻漂わせるオリジナリティの高い表現を、こんなところに潜ませるなんて。ほんとニクい人です。

くっきりはっきりしているアンドロイドに対して、怪しいヒューマン。おお、電気羊みたい。

ここからさらにPerfumeは『アンドロイド&』の世界観で盛り上がります。

のっち
のっち

「アンドロイド&」の歌詞って、なんかすごい俯瞰で世界を見ていて、ちょっと辛辣だよね(笑)。ストーリーがハッキリしている歌だから、これを原作にお話を作ってほしい。

いや、是非ともお願いしたいw

すごくすごく愛しいお話になりそう。

そしてこれを受けてのかしゆかが、爆弾発言的にすごいことを言っています。

かしゆか
かしゆか

モーションは今まで私たちが取ってきたデータで賄えるかも(笑)

Perfumeのモーション使って映画作るとか!w

最高だ…そしてデータがたくさんあるというのも、今後の布石としてなんとも楽しみというか、頼もしいお話です。

僕はどこがで披露したGLITTERとか、Enter the Sphereのとかくらいしか分かりませんが、もっともっといっぱいあるのでしょう。

ていう事実もそうだし、もっと情感かき立てられるのは、すでにPerfumeはデータとしては大量に仮想世界に存在していて、たぶんPerfumeがいなくなっても生き続けるのだろうということ。

まさに、もう時代は近未来三部作に追いつき追い越しているのかも。

何はともあれ。

『アンドロイド&』は、これからのPerfumeを考えるうえでも最重要曲の一つなのは、間違いないですね。

もっともっと、聞き込んでいきたい!楽しすぎる〜〜〜!!!!!!

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