歌い出し最高な『Moon』に触発されて、Perfumeの歌い出し最高プレイリストなるものを先日作成しました。
今回は、ぱふ縛りを解いて、ぱふ以外でそういう出だしでがつんと来る曲ってどんなんあったっけ?ということで歌い出し最高プレイリストを作ってみようと思いました。
あくまで歌い出しであって、イントロがすげえかっこいいだけのものは除外し、歌詞が速攻で頭のなかを駆け巡ってすさまじい衝撃を与えてくるという意味での歌い出し最高プレイリストです。
Perfumeでいうと、『ワンルーム・ディスコ』や『ねぇ』、『Future Pop』というよりは、『シティ』や『再生』のイメージで。
She Loves You
何はさておき、コレ。
いや、今歌詞を読んでみたら別にこれって自分が「彼女」のことを好きとは言ってないので、単に「きみ」を応援しているだけともとれるかもですが…
ネガティブなわたしからすれば、もうこれずっと完全に失恋の歌。
自分がひそかに恋心を抱いていたあの子が、おまえを好きだと言ってるという構図で聴いてます。
しかもかなりぞっこんメロメロ。はいーー・・・・ジエンド。
でも、ビートルズは軽快にyeah yeah yeahと。笑うしかねえや。
なんなんだろうこの歌は。。大好きです。
コナツ最後の日々。
歌い出しっつったって、結構長いですが。すごい。
たくさんの銃弾とジョークを受けて、我が家に帰り娘たち再会した兵士…という、一見すると感動的エピソードの、その後を歌いたいと。
しかも、「我が家」も「娘たち」も、彼はそう思い込んでいるという言葉が添えられる。
兵士だけがそう思っていて、もう本当は我が家でも娘でもないのかもしれない。兵士が戦場に行っている間に、何かあったのか。
そのような、エピソードの裏側。作られた物語の、誰も見ない真相の部分。そこに、寄り添いたいという歌。
曲の『Perfume』歌い出し(私たちは違っているから惹かれ合う)が、濃厚なPerfumeらしさの神髄を示した歌だったように、このコナツの歌い出しは、弱きもの、見捨てられた人々をすくい上げて歌おうとする七尾旅人の神髄が現れているように思います。
Yoshimi Battles the Pink Robots 日本語版
まあ、笑うwフレーミングリップス頭おかしい(大好き)。「でも何にも入ってない」の台詞ではありません。
名前とともに告げられる、「空手の黒帯」wwwなにこの、愛と信頼と声援の言葉選び。
詳しい背景わかりませんが、とにかく黒帯のヨシミがピンクロボッツに対抗して立ち上がったらしい。
謎の感動が押し寄せる。
ロボッツっていうからには、たくさんいるのでしょう。
あんまり憎たらしくないビジュアルのピンクロボッツですが、がんばれヨシミ。
この曲は、歌い出しも最高だけどイントロ自体もすごく好きです。『Future Pop』並に美しい。泣く。
I’m Not Gonna teach Your Boyfriend How To Dance With You
これも最強のイントロとともになだれこむ歌い出しがマジで最高。
最初の、You are the girlの段階では、ああ、なんか恋の歌が来そうだなと。好きな女の子のことを歌うんだろうなと普通に聞き流せます。
次の、that I’ve been dreaming ofで、ああ、やっぱり好きな人の話かと。完全に油断して次で驚愕。
Ever since I was a little girl
え?!
相手も、自分も女の子?!!!
この歌い出しの、情報小出しにする感じが超絶ニクい。
完全に振り回されました。そして、一瞬でぼくは、この歌の恋する女の子に惚れたw
いやに切なく美しいイントロが、彼女の悲恋を歌っているのかと思うと一気に泣けてくる…
だってね、あの子には、ボーイフレンドがいるっぽいの。あああ。
She loves youにも通じるような、この感じよ。
本日は以上です!