四ッ谷の小学校跡で行われた第8回シェフズマルシェに行きました!そこで食べた仔羊もも肉のロースト(ジゴダニョー)に一杯食わされた体験談です(^-^;
ハイレベル屋台
たまたま近くを通っていたら路上でビラまきをしていた人に案内をもらいました。チャリティーみたいですね。
ちょうどお昼何食べようか、と妻と悩んでいた折だったので立ち寄ってみました。
僕たちは出店系は大好きなのです(^-^)
会場は小学校の跡地で、このように校庭だったらしき場所を使っていました。
良い天気だったので外でも全然寒くなくてむしろ暑いくらい。
案内状にあるように、普通の屋台で並んでいるお好み焼きやたこ焼きみたいな定番メニューは皆無です。
ちゃんとしたお店のオリジナルっぽいメニューが並んでいて、しかも大体がチケット二枚=600円とお手軽価格。
大興奮して一通りお店を見て回って、しつこすぎない売り子の相手をしつつ、今日のごはんを選びました。
ジゴダニョーはトロイの木馬
僕が選んだのは仔羊もも肉のロースト(ジゴダニョーというそうです)。
ブースで肉の塊を削いでいたのが食欲をそそりました。クセのある羊のなかでも比較的食べやすいと言われていたはず。
よく見るとこの写真にもちゃんと写ってますね…
そうです、これラムを食べるというよりは「ニンニク」を食べる料理でした。
肉の中にどでかいニンニクが入っていて、塊で食わされました。
お腹すいていたし、せっかくのランチだからと思って食べ続けたのですが…それが間違いであったことに気付いたときには時既に遅しでした。
口内炎再発
僕の口の中には、数日前から猛威を振るっていた上唇両サイドの口内炎がありました。
が、前の晩に塗りたくった軟膏のおかげか、その日の朝の段階ではかなり治っていて歯磨きのときもほとんどしみなくなっていたので安心していました。
さて、仔羊とは名ばかりのニンニクを食わされた僕の口の中は次第にヒリヒリとしてきました。
吐き気と腹痛もしてきました。
なので肉片がまだ一つ残ってはいたものの、残すことにしました。
しかしその決断は遅すぎて、今や口内炎部位が鋭い痛みを持って復活の鐘を鳴らし始めていたのです。
つーんと、染みわたる激痛。
あいにく軟膏は持ち歩いておらず、とりあえず口の中をゆすいで口直しをしたくなりました。
数十秒から数分おきに激痛が襲ってくるという、口内炎の最盛期がまさかの復活です。
ドラッグストア店長の教え
ドラッグストア、僕は結局3つのチェーンでバイトしました。
そのうち最初の勤め先の店長に、風邪薬とセットで栄養ドリンクを推奨するよう指示されたときにこんなことを言われました。
昔はよく風邪薬とニンニクドリンクやカプセルをセットで売って、胃腸を荒らして風邪の治りを長引かせたもんだよ。
ハハハ。
あのときの笑いが今まさに蘇りました。
ニンニクが胃腸を荒らす、身をもって体感した次第です。
ラムのせい?
そんなわけでとりあえず近くのドトールに避難して、ブルーベリーヨーグルトで口直しをしました。
吐瀉物のような吐き気を催す口臭は多少和らぎ、気持ちも落ち着いてきたものの、口内炎による疼痛は真っ盛りのまんま。
何故あの料理はあんなにもニンニクゴツ盛りだったのか気になりました。
羊の肉は牧草のような臭みがあるため、ハーブ類などで臭みを消す処理が施されるようです。
しかしラムはマトンより臭みが弱いので、そういった処置がどれだけ必要なのか分かりません。
以前ジンギスカンでマトンを食べたときは特にニンニクが気になった記憶はありません。
色々調べていくうちに、ラムの元になる仔羊の写真をいくつか見ました。
ちくしょう、だいぶかわいいじゃねーか…
猛烈な激痛を走らせる口内炎に耐えながら、僕は横で心配そうに見守る妻に対して誓いました。
「もう二度と、ラムは食べない。」