偽Perfume

映画レビュー『屍人荘の殺人』

バレあり

いきなりバレありなのは、バレなしで語るほどのことが殆どないからw

この映画を見たきっかけは、言うまでもなくPerfumeの『再生』が好きすぎるから。

余談ですが、僕のスポティファイにおいて2020年も2021年も全音楽中で最も再生回数が多かった曲。それくらい好き。

当初JOYSOUNDで『再生』を流すとこの映画の宣伝が流れてました(先日確認した限りでは、今はもう流れないみたいです)。

主題歌だけでなく、キャストもパワフル。

Perfume三人ともベタぼれな神木隆之介に、『凪のお暇』で味のある演技をしていた中村倫也まで。

タイトル的に綾辻行人の館シリーズ的な密室系ミステリをベースに、もうちょっと凝ったというか、タイトルに有る「屍人」すなわちゾンビを絡めているのが特徴でしょう。

ただ、その絡め方が下手なサメ映画並みに強引で、ミステリもゾンビも中途半端になってしまった印象です。

そして、中村倫也の無駄遣いが残念過ぎました…名探偵役であり、ものすごく早くに、しかも事件が起きる前に犯人を当ててしまうのですが。

うーんw僕は彼の扱い、特にラストでの扱いはモヤりました。

なんとかして生き返って再生してくれないの?って思っちゃいました。

とはいえそれ以外には見どころもありました。

浜辺美波演じる美少女探偵”剣崎比留子”。

が、かわいい。

いや、間違えました。ただかわいいだけじゃなくて、めっちゃかわいい

髪型も衣装も完璧だし、仕草もいちいちかわいい。

ちょいちょい小ボケかますところやちょっと無防備すぎるところなんて、とっても甘美。それでいてツンツンしてるなんて、中身もパーフェクツ。

この子だけでお腹いっぱいになれそうなくらいにくっそかわいい。

漫画版の剣崎も美麗でしたが、正直浜辺美波という素材にマッチしまくった映画版剣崎の破壊力は更に上を行くと思います。

このかわいさを鑑賞するためだけに、この映画を見る価値はあると僕は断言します。

ミステリとゾンビのコラボ映画なんですけどね。それでヒロインがただひたすらにかわいかっただけとか、なかなかおもしろいw

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