偽Perfume

Perfume LIVE 2022 [polygon wave] ⑥“『MY COLOR』『マワルカガミ』

いよいよラストっぽい空気の中で、Perfumeからのメッセージというか、思いはギンギンに伝わってきていました。

その1。

とにかくライブがしたかった

溜まりに溜まった鬱憤を出し尽くしたかのような、豪華極まりないセトリ。

グッズ作ったもののライブできないという事態を思い出して涙するあ〜ちゃん。

以前から、とにかくライブがPerfumeにとっての最高のコンテンツだとあ〜ちゃんが言っていたのを覚えていたので、その悔しさがどれだけ強いものだったことか。

とにかく生のライブを楽しみに楽しみにしていたということ以上の、これこそが自分たちの生きがいなんだというハートを感じた気がしました。

そしてもう一つ。

「コロナ前のほうが良かった」とは感じさせたくない

これ、ライブ通してずっと、最初から最後までそんな前のめり感がありました。

イレブン使って、使えないアリーナを演出装置として使っていたり、セトリは手拍子で乗れるリストがずらっと。

声出ししていたところを手拍子や動きでカバーできる曲を意図的に選んでいる気がしました。

ほぼ拍手に限定されていたこちらのリアクションに、これでもかと反応してくれるPerfume。

前から客いじりとかコミュニケーションは多かったと思いますが、いつも以上にオーディエンスの反応を拾って、それに応えて、倍返しwしてくれてるように感じました。

だって、これが今日の最高潮だろ?っていうのが、冒頭の『不自然』からずーっとwここまでパワフルなのは、正直言って初めてかと。

なので、なんかごく自然な流れとして、最後にくるのはMY COLORだろうとw思ってたら、ものすごくわかりやすい前フリとともに、MY COLOR。

MY COLOR…最高。

目線が、か弱き僕らとシンクロ。もともと大好きだったのが、ライブ来るたびにどんどん好きが更新されていく…

と、いうわけで。

ああ最高だったなああ…と嬉し泣きしてたところに、ないと思っていたアンコール的ポジションで流れた、謎の曲。

通称『ミラーボール』正式名称『マワルカガミ』がスタート。

これ。

退場のための締めの音楽のようなムードのイントロから、急激に展開していってまさかの新曲と気づいたときの興奮ときたら。

しかも、歌詞の一人称「僕」。

歌詞が表示されていて読めるようになっていたのがまた憎らしくて、ここぞとばかりに最強の歌詞。

「大丈夫」っていう、歌詞で使われると結構鬱陶しいはずの言葉を、「君が言ってくれる」と立場を逆転させて使うことで、あら不思議一気に鬱陶しさ吹き飛ばして胸アツ歌詞へと激変。

こういうの、中田さんまじで神というかPerfumeの真骨頂。

涙が止まらんw

そして追い打ちをかけるように、過去だと『透明人間』とか最近でいう『ナナナナナイロ』でやってたような、コーラスのあとに激しくカッコいい歌なしパートが入るというタイプの曲展開。

最高過ぎる。未公開新曲で、歌詞も最高で曲も最高。

あかんwwもはやフリまで冷静に鑑賞なんてできるわけがないw

まじですごすぎる。

んで。

曲は終わり、もうお腹いっぱいというか、人生最高のライブでしたよと拍手を送っていたら。

降りた幕に映されたのは、

See you at the next stage

再会の誓い…

これはやばい。

こんなご時世に、ライブ中止やらオンライン開催やら色々あった上で、なんとか開催にこぎつけたこの舞台で、「また会いましょう」はカッコ良すぎる。

恨みつらみもあったに違いなく、悔し涙もたくさん流したはずのPerfumeが、舞台の最後に再会を約束してくれる。

くそつえええ。

そして、頭に流れるのは

Next Stage with YOUでしょう?!あの歌が本当に素晴らしいのは、自分たちが進化を続けていくときに、隣にあなたにいてほしいというくっそかわいいことをいってくれていたこと。

最強パフォーマンスを見せつけておいて、もっと進化するから一緒にいてほしいと言われたのです。

もうPerfumeの愛情に包まれてあったかいやら幸せやらで、大変w

数分はたちあがれませんでしたw

その後妻に速攻でLINEしたけどもw

この一個前がコロナで潰された直前のドームだった僕にとって、Perfumeはただ帰ってきてくれただけじゃなくて、更にパワーアップして、おまけに僕の手を力強く握ってくれながら帰還してくれたと。

そんな思いに包まれた、最高に幸せなライブでした。

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