演出上西暦が表示され時代は飛んで8年後の2030年へ。
Future Pop
そして流れる、『Future Pop』のイントロ。
おお!!
これは良い!!
もともと僕はFPが大大大好き。
これ、あまりにも素晴らしすぎる曲ではあるものの、Future Popツアーではオープニングに使われたためによくわからないままにあっという間に終わってしまっていた印象でした。
中盤くらいにもう一回やってくれても良かったです的なことをアンケにも書いた記憶が…
今回も序盤は序盤でしたが、数曲を経て完全に仕上がった状況での登場。
「人間とテクノロジーが融和して成長を続ける」というビジョンを、ここ数年でいろいろあった中でも捨ててないというメッセージと僕は受け止めました。
Futureとか言ったりして、MVではまだ実現していない技術ふんだんに盛り込んでおきながらジャケットはすんごいアナログっていうのもPerfumeみがありまくって大好きです。
これCGじゃなくて実際にテープ張り巡らせているというすんごい手作りセットw
2019年P cubed収録ではあったものの、翌年のライブではセトリに乗らずでしばらくお別れかと思っていました。
とまあいろんな思いが込み上げてきたわけです。
FPで一番好きなのは最初の美麗なイントロとそこにかぶさるかしゆかの歌いだし。なのでここは全集中タイム。
からの、あ~のち参戦…おお、なんか新鮮でかっこいい。
考えてみれば僕のFP体験は横浜でのライブ以来で、あのときも僕はアリーナにいて見上げるアングルでした。しかもステージはかなり上だったような気がします。なんなら、あんまダンスとか見えないくらいにw
ところが今回は一応のS席ということで、それなりに俯瞰できるポジションでした。FPは最初三人がまとまっているので、ダンスはとてもよく見えたし、演出もばっちりわかりました。
FPは歌なしのサビなので、このダンスががっつり見れる場所で味わうとまたひときわ良さが沁みるように思えました。
万物は流転する、とでも言いたげに高速で流れゆく光の粒たち。が床を照らしていました。
その流れのよどみに佇むPerfumeっていう演出はまさに独特な位置を確立してキープしているPerfumeっぽくて良かったです。
通り過ぎていくたくさんの人達が思わず立ち止まって、そばにとどまってしまう。去っていく人もたくさんいるけど、次から次へと新たな粒が導かれていくのがPerfumeだなあと。
TOKYO GIRL
はいきた、
ライブ映えしまくる曲。
スローで静かめに始まり長いあ~ソロを経て、かしゆかのっちのボーカルが折り重なってコーラスパートへと流れ込む展開がとてもアツい。
という話はライブでTG味わって以来毎度毎度体験していて、そのたびにいつも僕は同じことを言っててすいません。
特に中田さんが自分のライブで重ねてた「インドア系ならトラックメイカー」のラップが絡むのもまさにその盛り上がりと完全一致していたものだから、なおさらTGはコーラス直前から「踊れブンブン」への流れが最高という認識が強まっていました。
今回いつもと違ったのは、やっぱりアングルw
見下ろすのは初めて。
というか見下ろしアングルはコズミックのドームライブ以来で、それ以降の曲は全部初めて。
TGといえばエレベーターで空の果てまで登って行って超高層ビル屋上で踊るイメージでしたが、アリーナぶち抜きの最下層でやるライブだというのに、それを再現してたのはびっくり。
なんでもできるライゾマさんさっすがでした。
I still love U
と、ここ最近の曲で攻め攻めしてからの、アイスティルはやばいって。
泣くって。
なんだかんだで、歌詞最高曲はやっぱりこれだよね!一撃必殺フレーズはその後もいくつか炸裂していますが、歌詞全部通してぶち抜かれます。
地味にこれをベストに置いてる方も結構いますよね…
初ライブのぐるんぐるんでもこれやってましたし、個人的にも色々あったりで結構縁を感じます。
しっかり大人になってるPerfumeによるアイスティルもまた良かったです。
落ち着きとやさしさで包むような、抱擁されてる感がありました。見る側のこっちの変化もあるわけで。
バックで無機質な踊りを見せるイレブンのおかげもあって、はかなさ、切なさまでも際立っていました。
新しいだけじゃなくてちゃんとパワーアップしているのを見せてもらえて嬉しい限り。
え、なんか今日のライブずっと最高じゃね?wとヒキ始めてた僕ですw