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今になってCling ClingのPVにいちゃもん(^-^;

現状でPerfume最新作である「Cling Cling」、これのPVがどうしても引っかかってます。

良質ショートムービーに引けを取る

最近質の良いショートムービーの類をよく見ています。

たとえば・・・

迫真のシーン鉄拳の「振り子」に今更ながら感動したが

で、PerfumeのPVは良くできていて面白いものが多いので、これらの作品群にひけをとらないものをいつも期待しています。

僕が好きなPerfumeのPVは、Spending、スパイス、微かなカオリ、ねぇ…

たくさんありすぎてあげきれません(^-^;

ところが、最新のCling Clingはどうでしょうか?

んんん…やっぱり、いまいちなんですよ。

PV概観

このPV、セットの作り込みは確かにすごいです。
そのまんまライブにも使ったこのデザインセンスは素人の僕から見ても良くできてるなあ、と思いました。

この不思議な世界で、踊り子としての二面性を表現しているのがPVの見所でしょう(実際、かしゆかもそのようなことを言っていたと思います)。

二面性というのは、オンとオフ。
オンを示すのは赤い衣装で実際にステージに踊る姿が映されます。

オフは青い衣装で、三人とも怪しげな狭い空間でゆったりと何かにふけっています(そして愛猫リヨンもこのオフシーンで登場します)。

そこに絡む、謎の少女。
この子が不思議な世界に迷い込んで、そこに居るのがオフの踊り子で、道ばたで拾った望遠鏡を拾うとオンの踊り子が見える。

大体そんな話だと思います。

いちアーティストのいち楽曲の宣伝用に作られた映像としては、申し分のない出来でしょう。

でも僕は、Perfumeの音楽を乗せて映すものとしては非常に物足りないと感じています。

問題点①オープニングがちゃらい

一番気にくわないのはオープニングの「Perfume」というクレジット表示シーン。

ちょっとかっこつけたPVにありがちすぎる絵柄です。

下っていく視線で秘密の世界に入り込むっていう意味づけでしょうか?
気取ったフォントも感心しません(右下のモンスターみたいなPマークはかわいい(^-^))。

こんな風にアーティストぶられるのは、僕は好きではありません。

例えば『微かなカオリ』は丁寧に手書きしていく演出付き。

コンセプトに合致した演出で好きです。

問題点②見せ場がありがち

見せ場の一つ、踊り子が赤い衣装で踊るパートはサビを流す重要部分です。

ここでの照明がチカチカするのが演出としてクサすぎます。
撮影のフラッシュみたいな。

正直いってこれは若干恥ずかしいレベルです。

『ねぇ』にも類似のフラッシュ連発がありますが、あれは撮影モデルそのものになりきっていますからそんなに格好つけたくささはありません。

そしてもう一つ、最後のシーン。
女の子が望遠鏡をこちらに向けて覗きこみます。

これ、あまりにも意味深ぶってる感じがしていやです。

途中で出てきたのを最後に持ってくるって、常道過ぎますし、「意味ありアピール」臭がしてしまいます。

こういう鬱陶しさ、Perfumeには驚くほどなかったように思います。

PerfumeのPV

むしろ、もっと全然そっけなく突き放していて、こっちが追っかけたくなるような、そんな妖しい魅力があるのがPerfumeだったように思います。

たとえば上で紹介したスパイス。

最初のサビがはじまった時に映されるかしゆかは、けだるそうに家具の下に寝そべってます。

なにこれ??と一瞬で思わせる、違和感の塊。

あげくには食卓の上でお菓子を踏みつけたり、這いつくばったり。

そして歌い上げられる「知らない方が いいのかもね」という、キラーフレーズ。

カッコよすぎでしょ?

当時マナー上の問題点を指摘する声もありましたが、僕はわりとシビれていました。
全っ然意味分からんけどかっけーな、Perfumeは。

って、ニヤニヤしてました。

懐古じゃなく

別に懐古してるわけじゃなくてですね…

Cling Clingの一個前のSweet Refrainだって、スパイスほどではありませんがヘンテコでした。いきなり猛烈な勢いで針がまわる時計が出てきて、ナンバーガールのPVみたいにでっかく曲名表示。

これは格好良かったです。
激細フォントはiOSっぽくて流行感もありましたが、このRは見たことありませんし、全体の絵としてPerfumeじゃないかも的なヘンテコさがあります。

そのさらに一個前のMagic of loveは逆再生によって噴煙巻き上げる格闘漫画の強いキャラみたいな、独創性のある演出をやっていました。

そういえばSweet RefrainとMagic of loveの間にアルバム曲1 mmもPVがありました。

こちらも、まず場所がどこだよと笑
でもって透明なパネルに映し出されていく和フォントの歌詞。

モダンと伝統を平気で融合させちゃう、変人Perfumeらしい怪作でした。

やはり、Cling Clingは…

もっと時代を下れば、もっともっと素晴らしい映像作品がゴロゴロ出てきます。

今一度、Cling Clingのムービーを見比べてください。
衣装とか、セット的な凄さはありますが、それだけではないでしょうか?

やっぱり僕は、Cling ClingのPVにはどうにも納得がいきません。

もっともっと、遊んで欲しかったです。
というわけで、次期待してるからな、Perfume(^-^)

 

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