歓喜と感動のライブが終演後の、ちょっとしたエピソード集。
i) ありがとう
ライブレポでも書いたように、終わって最初の妻の言葉は、「ありがとう」でした。
半ば強制的に連れてきたものの、こんなにも素晴らしい場面に二人で立ち会えたのは大きな意味がありました。
それでしばらく席で余韻に浸っていました。
すると、少し離れたところで、アツい男性のファンが「あ〜ちゃん、のっち、ゆかちゃん、ありがとう!!!」と絶叫。
後ほどファンクラブサイトで公開された映像にこの絶叫がちゃっかり入ってました(^-^)
三人は裏手で海外のファンにお礼を言っている最中でしたが、会場からの彼の絶叫はちゃんと聞こえてみたいで、かしゆかが微笑み、のっちが振り向き、あ〜ちゃんがサラッと触れてました。
ii) Perfume day再び…の前に
タワレコに戻るとやはり行列になっていたものの、地下まで続いていた行列は階段に少しさしかかる程度のところまでとだいぶ短くなっていました。
火照った身体をクールダウンさせるにはちょうどいい待ち時間でした。
誰かがスマホでPerfumeの古い曲をガンガン流してて周りにも丸きこえだったんですけど、僕は個人的に許しました(^-^)
衣装展示のコーナーはロープで仕切られていたのですが、そのすぐ外側にはYUKIの衣装が展示されていました。
新曲のコスチュームらしくて、レオタードにデニムのショートパンツって随分また攻撃的かつ独特な格好です(^-^)
てか、YUKIちっさ!!
妻はYUKI大好きなのでとても喜んでました(僕もYUKIは好きです)。
iii) Perfume day再び!
そしていよいよPerfume dayのトリ、衣装展示にたどり着きました。
ゾーンに入ってすぐ、Cling Clingのパネル展示が。
かしゆかが神々しく美しい…
そしてリニアモーターガールの衣装。
動画で見る当時の様子そのままに、その衣装は残されていました。
よく残っていたなあ…こんなに綺麗な状態で。
なんでも鑑定団に出たらどうなるんだろう?(^-^;
Perfumeはメジャーデビュー直後、結構悲惨な状況だったと聞いています。
CD出すのは三枚だけ、後は広島帰れば的なことを社長かなんかに言われて悔しかったとか、その三枚も全然売れなくてベストアルバム出して解散みたいな流れがあったとか(もっとも、今ではそのような危機はなかったとも言われてます)。
いつ終わってもおかしくないような状況で、よくこの衣装が捨てられずに残っていたな、と思わずにいられませんでした。
そこには一つや二つの物語があったのかなーなんて。
三人が個人的に取っておいたのか、それともいつか絶対に成功すると信じていた誰かが大切に保管していたのか。
いずれにしろ、まさか渋谷で大行列作ってまで人が見に来るようになるなんて、思ってもいなかったでしょう(^-^;
iv) 三人のメッセージ+まさかのバンプ?!
人の流れがあったためにじっくり見るというわけには行かず、間近に見つつ写真をとって僕たちは進みました。
すると、パネルに手書きのメッセージ(直筆ではありませんでした(^-^;)。
三人とも、現在地に止まるつもりが全然ないのが良いですね(^-^)
これで展示物は全て見終わり、出口に向かったところ…
見覚えのある男子4人組が。
化学って、なに?(^-^;
まさかのバンプオブチキンのポスターでした。
新曲なら聞いていきたかったのですが、結局真相は不明…
と思いきや、よく見るとポスターの上の方に「ミュージックショップって?」と書いてありました。
化学…CHEMISTRYかい!
v) 浅草の秘蔵をなぜか三茶で
Perfume dayも堪能し終わった僕たちは電車で帰路につきましたが、お酒を飲みつつライブ談義をしたかったので三茶に寄り道しました。
僕のかつての地元に近いのでときどき遊びに来るのです。
お気に入りの飲み屋があって、そこに行きました。
まさかI still love Uやるとはねー、とかサプライズ大成功だったね、とか、これまで記事に書いてきたようなことを酒を飲みつつ語り合いました。
食事も酒も進んだ頃、メニューに気になるものを発見しました。
…電気ブラン(^-^)
浅草の秘伝のはずの、電気ブランが何故三茶に(^-^;
スマパンのジェームズ・イハに似た店員さんに、電気ブランってなんですか、と聞いてみました。
「歯磨き粉です」
冗談なのか本気なのか、鋭い目つきのまま店員さんは答えました。
「浅草のお酒で、飲めなくはないですよ」
僕らが唖然としていると店員さんはそう付け加えました。
さして高いわけでもないので、試しにソーダ割りを頼んでみました。
感想?
…
さわやかな、歯磨き粉でした(^-^)
(見た目に関してはトップ画像参照)
vi) ポリリズム前のファンはPerfumeのどこが好き?
売れ出す前からPerfumeが好きだった人たちというのが一定数存在します。
今ではPerfumeを好きだと表明すること自体が、一種のステータスみたいなムードも無くはないです。
でも、Perfumeの名前が全然知られていなかったとき、Perfumeを好きだと表明したところで「はぁ?誰それ」としか言われなかったであろう時期にPerfumeが好きだった人たちは、一体彼女たちのどこに惚れたのでしょうか。
某掲示板への書き込みで、へえ!と興味深く感じた意見がありました。
タンブラーかEvernoteに保存していたはず…と思って探したところ、まさかのhtmlで保存していました(^-^;
ので、先日タンブラーにアップ。
以下に引用します。
2007年の2月なので、チョコレイト・ディスコが出る直前ですからポリリズムはもちろんまだだし、木村カエラのヘビロテもまだ。
ベストの1st出して次のシングルって状態です。
某掲示板の書き込み
743 :ファンクラブ会員番号774:2007/02/07(水) 00:00:07 ID:E5ypR98c
昔の話になってるのでちょっと思ってる事を書くんだけど、
Perfumeって、よく今まで続けてこれたなあって思う事があって(悪口じゃなくてね)。
デビューしてから、それ程ブレイクする訳でもなく、少しずつファンは増えるものの、いつもいつもライブやイベントで「私達、Perfumeっていいます。名前だけでも覚えて帰って下さい」って言って、歌って踊って握手して、、、
ってそんな事を何年も繰り返してたら、普通イヤになってくると思うのね。
それを押して、地道に、丁寧にファンを増やし続けて来た3人の努力は、本当に尊いものがあると思う。
中田氏や木の子さんを始めスタッフの方達に支えられた部分も大きいと思うし、その原動力になったのは3人の素直さや真面目さ、いい意味での貪欲さもあると思う。
・・・とかまあ、そんな事を思いながら水道夏を聞いてるとどうしても泣けてくるw
ちなみに自分は去年の夏からのファンです。
744 :ファンクラブ会員番号774:2007/02/07(水) 00:02:31 ID:ciD/YgX3
»743
それはホント俺も思う 5年とかよく続けてこれたよな
この業界1~2年とかそれ以下で辞めるの多いし
会社のほうもよくここまで育てたと思うわ
765 :ファンクラブ会員番号774:2007/02/07(水) 00:45:15 ID:E5ypR98c
»744
ですよね~
でも、これまで続けて来たという事実は、今後強みになってくんじゃないかと思う。
アイドルでこれだけ下積みが長いグループって他に無いと思うから、所謂「ぽっと出のアイドル」ではないんだよね(世間的にはそう映るかも知れないけど)。
何がって具体的には分からないけど、こういう業界って他と違うものを持ってるというのは、長く続けていく為には必須だと思います。
772 :ファンクラブ会員番号774:2007/02/07(水) 01:01:10 ID:7+2mg4nq
»743
>いつもいつもライブやイベントで「私達、Perfumeっていいます。名前だけでも覚えて帰って下さい」って言って、歌って踊って握手して、、、
>ってそんな事を何年も繰り返してたら、普通イヤになってくると思うのね。
俺もシティからの新参だけど、beehiveカメラの過去の映像とか見てて思うのは、 この子たち本当に歌ったり踊ったりするのが大好きなんだろうなあってこと。(握手はともかくとして・・・w)
そんな子たちが楽しそうに歌って踊るのを見てるとこっちもなんとなく元気になってくる。
ブレイクしなくていいから長く続けてくれたらなあ・・・。
— 【テクノポップユニット】Perfume 18【チョコレイトディスコ】
これ、当時からこんな風に思われていたってのはすごい事実だと思いました。
Perfumeを取り巻く状況は大きく変わったものの、本質的な部分では本人たちは変わっていないことも読み取れる、アツいファントークです。