ドラクエ7がついにリメイクされます。
史上最高のドラクエ
発売が遅れに遅れて、CGクオリティが時代に取り残された状態でのリリースだったもんで、ネタにされたり否定されたりした面もあったと思います。
が、僕にとっては今でも7が最高のドラクエです!(8以降やってないという致命的弱点があるものの…)
ドラクエ7を一言で表すのはとてもむずかしいのですが、あえて言うのならそれは「マリベルと遊ぶ」、これに尽きます。
いや、むしろ「マリベルに遊ばれる」でしょうか?!!
早すぎたマリベル
2chのFFDQ板にはヒロイン級のキャラに対して個別スレが立てられていて、たとえば6のバーバラには「バーバラを愛でる」とか言うふうに愛情タップリにスレタイが付けられています。
ところが、このマリベルに関してはよりによって「マリベルむかつく」という一捻り加わったタイトルとなっているのはあまりにも有名な話です。
もともとアンチスレだったのですが、スレ主がマリベルが嫌いだと言えば言うほど、ホントはマリベルのことが好きで気になってしょうがないだけだったということが暴かれていきます。
このプロセスはドキュメントとしても必見です。
マリベルむかつく!!!(えげつない広告がたくさん出てくるので注意)
マリベルの特徴として早すぎたツンデレということがよく言われます。
僕はそこで、ひとつハッキリさせておきたい。
昨今大量生産され、もはや珍しくもなんとも無くなったツンデレと、マリベルは全く違います。
何が違うか?
それは、マリベルには高貴なプライドに裏打ちされた崇高な気高さ・天性のひらめきがあることです。
それによって、ツンにしろデレにしろ、見るものをモヤスための機能だけでなく、生きることの難しさ、無常さすら醸しているのです。
マリベルは、神です
比較対象にイエス・キリストなどといった陳腐な神の名を出す必要はありません。
彼女と比肩しうる神は、ドラクエ7のメイン・テーマとも関わる「デミウルゴス」しかありえないと思います。
マリベルは世界を創造し、物語を生み出す強力なチカラの源でありながら、決して完全ではありえない。
つまりは、オルゴデミーラとマリベルはそんなに遠い存在ではなく…
なんてことを、当時よく友人たちと夜を徹して語りまくったのを思い出します。
ドラクエ7におけるマリベルは徹底して「選ばれし者」でない者という面があることにも注目です。
そんな彼女が、大きな運命に突き動かされるように歩を進めていく主人公とともにどのように世界を見て、成長して、そして自らを保つのか。
ドラクエ7には数多くの素晴らしいエピソードが満載ですが、いつもそこにいたマリベルの存在(一時抜けちゃうんですけどね)抜きに語ることなど到底不可能です。
就活とか始まっちゃいますけど、7だけは!絶対にリプレイしたいです。
というわけで、ドラクエ最高傑作7のリメイクだけは、見逃してはなりません!!!!