偽Perfume

2018年かしゆかわいい音楽ランク20位→16位

20位『超来輪』Perfume

個人的に言わせてもらえば、この『超来輪』の第一印象はそんなにいいものではありませんでした。

歌詞が壮絶に意味不明で、おちょくっているような…そして、Tiny Babyのようにどヘヴィトラックにカッコいいわけでもない。

Future Popをよりぬき版にした際も、この曲は外してしまっていました。つまり、この曲抜きのFuture Popをしばらくは聴いていたのです。

しかし…この、そんなにいいわけでもないけれど、なんかイイ、みたいな微妙なラインを突いたところがクセになりまくって気がつけばヘヴィロテ。

今なら言える、僕はTiny Babyよりもその他の数多のいい曲よりも、これが好き!

超来輪
Perfume
2018/08/15 ¥250

まず、イントロからの透明感。

初期電子音楽やファミコン、古いPCが醸していた、そっけないのっぺりブルーの広がり感。

低音やボーカルが重なっていっても、あんまりホットにはならず、のっぺり感はキープされていく。

テクニカルな用語をレトロに文字通り受け止めたような歌詞(zip解凍の逆が冷凍、みたいな)が、その世界観を邪魔することなく文字化けしたサイトみたいに漂う不思議な感じ。

いや、これ面白いでしょ。おちょくってるだけじゃなくて、謎の緊張感を漂わせていて、ふわふわしているようでいてかなり強固な力が作用している感じがあります。

そして意外と曲自体もイイ。

隠れた名曲じゃないでしょうか。

あ、一応ライブでのかしゆかドアップは評価基準から外したつもりです(^-^;

19位『カントリーロード』平賀さち枝とホームカミングス

一昨年までは完全にネタキャラ扱いしていた平賀さち枝ですが…去年初めにすっげえイイ曲をドロップして、評価が大逆転しました。

カントリーロード
平賀さち枝とホームカミングス
2018/01/24 ¥250

平賀さち枝の何がギャグって、全く不可解なくせにやたら情報量と文字数の多い歌詞と、ポンコツ感にじみ出る甘すぎる歌声という組み合わせでした。

ギターと曲は素晴らしいので、それでも僕は気にはしていたんですが、正直どこか馬鹿にしてました。すんません。

にしても、クールなボーカルと組むだけでここまで変わるかと。歌詞はやっぱり独特なんですけど、いや、いい味じゃないかなって思うようになりました。

最近はビジュアルも急激に大人びたカッコいい感じに変貌していて、色々と楽しみに感じています。

18位『DAVID BOWIE ON THE MOON』七尾旅人

天に召されたボウイへの哀悼の歌…なのでしょうけども!

色んな思いがこみ上げてきて、まともに聴けない。くらいに、泣ける。

DAVID BOWIE ON THE MOON
七尾旅人
2018/12/12 ¥250

僕がこれを聴いている間に思い出すのは、主に『スペース・オディティ』の孤独感ですが、ジギーやダイアモンドの犬も思い出すし、それと同時にそれらのアルバムにハマっていた頃のいろんな思い出も、ブワーッと思い出してしまい…

語りすぎない歌詞と、落ち着いたトーンの中で静かに進行する穏やかで優しい展開と造り手の敬意によるのでしょうか。

この曲が流れている間だけの、特別な空間がありました。

17位『future base』KIZUNA AI

まあ、なんと言ったってYunomiの曲が圧倒的に好きですよ。KIZUNA AIの一連の曲の中で。

中田さんのがもしかするとこの上を行くかもしれませんけど、現状はこれが群を抜いてると思います。

future base
Kizuna AI (キズナアイ)
2018/10/26 ¥250

ところで、future bassならぬfuture baseって何?wキズナアイの他の曲にも出てくるので、ファンの間では有名なキイワードなんですかね?

びっくりなことに、歌詞はYunomiではなくキズナアイ。

しかも、キズナアイは『インドア系ならトラックメイカー』が好きでYunomiのファンだったという非常にナイスなバックグラウンドを持っているらしい。

そういえば、tik-tokで『インドア系ならトラックメイカー』は結構話題になって、再生回数もすげえことになっていたように思います。

曲的には東京シュノーケルと守護霊が合わさったような感じで、どっちもすごくいい曲だったので当然この曲も素晴らしい。

Yunomi作曲のもう一曲の方は、かなりイミフで僕の頭では理解できませんでしたw

16位『ジェリーフィッシュ(feat.ローラーガール)』Yunomi

まじでクラゲw

ぶよんぶよん、ぷよんぷよん。

ジェリーフィッシュ (feat. ローラーガール)
Yunomi
2018/06/16 ¥200

nicamoqほどではないですけど、2018年にYunomi曲を歌ったボーカルの中では一番良かったのがこの曲のローラーガールだったというのが僕の個人的見解です。

クレイジーな間奏、エンディングは新しい予感がして最高。

そして年明けの『白猫海賊船』という、完全なる新世界へとつながるという意味で、キズナアイ作品よりもこっちを押したいと思いました。

単純に楽しいし?w

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