Perfumeアンチが大好きなテーマ、口パクについて図々しくも触れてやりますよ!
生歌不向き?
ダンスしながら歌うのが大変だとか以前に、そもそも再現不可能なんだから生歌じゃなくったって構わないと思っていた時期が僕にもありました。
初期の動画を見れば、特にメジャーデビュー以降Perfumeの音楽的に生歌はむしろ合わないようにも感じられます。
これ見ると一番能力的に劣ってるかしゆかだけが、かろうじて曲と適応している気がします。
よく聞くと生ボーカルをかぶせるような形式になっていて過渡期的措置だったように思われます。
この後出る曲の方がさらにボーカルいじっていたと思いますし、ライブで再現することなんて出来ないような曲をむりくり生でする必要性ってなくなっていったのかなと。
ダンスしながら歌うのがたいへんっていうか、座ってリラックスした状態で収録した声を立ち上がって踊ってる状態で出せるのかっていう部分でも難しい気がします。
非常に珍しい生歌バージョンが存在する曲がありますが、ムードが全然違ってしまっています(これはこれで良いと思いますけど、オリジナルの孤高の気高さには及ばないと思います)。
時はたち…
そして数年後。
ライブを支えるチームが当時よりずっと強化された今、直近のツアーJPNのDVDを見ていて気付きました。
いきなり生歌が挿入される場面があったのです。
・・しかもそれが、あのPuppy loveだったりしたもんだから感動もひとしお。
たぶん、途中から急に生歌っぽくなったので徐々にシフトしたのでしょうか?
普段生歌が少ない分素晴らしい演出になったと思います。
この様子はJPNのライブDVD初回特典アンコールで見られます。
それだけではなく、アンコール前の最後の曲「MY COLOR」も恐らく生歌入ってます。
つまり、実は生歌もあるんですよPerfumeは。
ジェニーとか、わりと生歌メインが多いのもありますし、かぶせてきてるのもあります。
ポリリズムとかエレクトロワールドみたいに絶対無理っぽいのはこれからも口パクだろうと思いますが、ここぞというところで生歌を披露して僕たちを楽しませてくれる、つまり生歌を完全放棄はしていません。
そこんとこ、どうぞよろしく!
てか、Perfumeのアンプラグドいつかやりませんか?やりましょうよ、歌と声に魅力があるのですから間違いなく良いものが出来ると思います。