2017年8月末リリースの『If you wanna』が超激烈クオリティの最強EPなのですが、2014年の『Cling Cling』も相当のもんです。
ってことに、今気が付いたw
Cling Cling
そもそも、『Cling Cling』はあまり評判が良くありませんでした。
きゃりーみたいに頭悪そうな歌詞や、あまりにも海外に媚びたように感じられる東洋テイストがPerfume終わったな的な受け取られ方を一部でしていたように思います。
おまけのこの年はリリースしたCDがこれだけだったので、テレビでは毎回これ、みたいな状況だったこともあって若干うんざりされてたのかもしれません。
でも、どうよ?
Cling Cling
Perfume
2014/07/02 ¥250
たしかにふにゃふにゃしてますけど、そんなにボーカルが前面に出ているわけでもなくウネウネしたベースのうねりがあくまでも主役、みたいなもろPerfumeな仕上がりです。
そしてその後のバトルモードでこのときのイメージを全部粉砕。
さらには悦楽編へと発展して天国へと旅立っていった経緯を考えると、まさに自由と変化の象徴といった曲です。
Hold Your Hand
で、二曲目がまさかのこれw
大作コズミックのエンディングでっせ(^ー^;
言うまでも無く超名曲。泣く。
Hold Your Hand
Perfume
2014/05/21 ¥250
熱唱系に歌われたらただウザいだけ。でもPerfumeは、熱唱なんか滅多にしない人たちです。
だからこそ、不思議な説得力と温かみをもってどこまでも優しく響くのです。
あ〜ちゃん、かしゆかが歌うベイビーとメリーの温もり、そのバックで力強く聞こえるのっちですよ?
いつ聴いても最高、泣く。
DISPLAY
イントロ半分以上の変態曲キター!!!!
DISPLAY
Perfume
2014/07/23 ¥250
それも、ドヤ顔で現れたくせに決め技を終盤にやっと出す的な展開です。
Perfume以外の声まで使っちゃって、どこまでもチャレンジしまくりのDISPLAYです。
声の使い分けもすごく複雑に入り組んでいて、でも聞き込むと驚きの発見が待っている。
A面向きじゃないのは間違いありませんが、かといってカップリングに収まるような曲かというと全然そんなことない。
やっべえ。
いじわるなハロー
うぎゃああああ、こんなにもかしゆかな曲をラストにw
いじわるなハロー
Perfume
2014/07/23 ¥250
かしゆか好きが泡吹いて失神してしまうようなキラーフレーズ満載。
もちろん、真価はライブですが、耳で聞くだけでも充分強力。
というか無理w
いくつものさまよえるかしゆかファンの孤独な魂が救済されたはず。
のっちやあ〜ちゃんに、「うちらも歌ってるんですけど」とか言われそうなんですけど、無理w
ああ。幸せ。
驚愕のEP
以上がEP『Cling Cling』の全貌です。
実際はここにインストも入ってるわけですが、まあそれはいいです。
この4曲の並びは、とてつもなく強烈、狂ってます。
Perfumeは度々頭のネジが外れたような恐ろしい作品を出してますけど、このEPはそのなかでも頂点クラスにぶっ飛んでます。
これ全曲やったライブ『ぐるんぐるん』とか、マジでありえんw