かしゆかはぷんぷんしていた。
「中田さん、Perfumeを私物化しないで!!」
サラダのなかのあいつ
理由は当時の新曲、『Sweet Refrain』の歌詞にありました。
以下、ナタリーより引用します。長いですけど、めっちゃ面白いです。
かしゆか 実はこの曲の歌詞、もともとAメロの頭の2行が1番と2番で逆だったんです。最初は「サラダの中のあいつみたい 取り除いても 匂いが消えない」が歌い出しで。中田(ヤスタカ)さんってきゅうりが嫌いだから、これ絶対きゅうりのことなんですよ。だから「えっ! そんな個人的なことを曲のド頭でPerfumeに歌わせるの?」ってビックリしました(笑)。結局、ドラマのタイアップで使われる尺を考えたら、長澤まさみさんがアップで映ってるときにこの歌詞はおかしいってことで2番の歌詞と入れ変わったんですけど。でも、この意味のわからない感じは曲の面白さにつながってますよね(笑)。
あ~ちゃん 私は「サラダの中のあいつ」ってクルトンだと思ってた。でも「匂いが消えない」って書いてあるから違うかな。きゅうり説っていうのは、中田さん情報をよく知ってるゆかちゃんならではの解釈ですね(笑)。かしゆか 本人に聞いてないけど絶対そうだよ! 焼肉屋さんのサラダってきゅうりが入ってくるじゃないですか。みんなでよく焼肉屋さんで打ち合わせするんですけど、中田さんはお店の人に必ず「きゅうり入ってますか? あ、入ってるんだ。じゃあ抜いてください」って言ってるから。お肉は全員分焼いてくれるのに、そういうところはちょっと子供っぽいっていうか(笑)。
情報源: Perfume「Sweet Refrain」インタビュー (1/3) – 音楽ナタリー 特集・インタビュー
あ〜ちゃんも唸るさすがのかしゆかw
「お肉は全員分焼いてくれるのに」とか言いつつ、「子どもっぽい」とぶった切るサディズムにはかしゆかファンの僕として拍手喝采したいです。
サラダのなかのあいつ、は曲の中のド頭からは外されたのでかしゆか的にも納得できたみたいで良かった良かった(^ー^)
中田さん( ̄ー ̄)
ところで、こんなやりとりを中田さんが聞いたとしたら・・・たぶん、ニヤリとしてこう呟くことでしょう。
「なんだ、かしゆかはまだまだ甘いな」
そう、彼もまた策士です。
サラダの中のあいつ、は中田さんが『Sweet Refrain』に仕組んだ私物化ツールの一つに過ぎません。
一番の私物化ツールは、何と言っても曲名『Sweet Refrain』でしょう。
Sweet Sweet Refrain
Perfumeには『Perfume』という曲があって、これはあ〜ちゃんが後付けでやったPerfumeという名前の由来(香りは人を幸せにする云々)を引き継いだ名刺代わりの一曲となっています。
ちなみにこれは中田さんが作った時点では無名の曲で、それをPerfumeメンバーの要望を聞いた木の子さんが『Perfume』と言う曲名をつけて歌詞も書いたという流れで出来ました。
中田さんのコンセプトではないのです。
一方、『Sweet Refrain』という曲名。
これも、『Perfume』という曲名にひけをとらないくらいにPerfumeを体現していると思います。
そしてこっちは明白に中田さんの意向でつけられたはずの曲名です。
SweetなRefrainはPerfumeがPerfumeであるところのアイデンティティの一つですが、それはひとえに中田さんの好み・独断により加わったものです。
ですから、こんな曲名を、リリースの時期が微妙だったとはいえシングルA面に持ってくることこそ「俺のPerfume」アピールに他なりません。
そこをスルーして、きゅうりがどうとか喚いているなんて、まだまだかしゆかも甘い!
いや、かしゆかは甘くない。
かしゆか「Sweet Refrain、それは許す」
そんなことはかしゆかも重々承知。
でも、スウィートなリフレインを持ってきたのは功績として認めるから、許したのです。
一方、きゅうりがキライなのは功績でもなんでもありません。
実力者かしゆかは、なんでもかんでも中田さんの「俺のPerfume」アピールに反発しているわけではありません。
認めるところは認めるのです。
というわけで、僕の妄想世界での話で恐縮なのですが、甘いのは中田さんの方ということでおしまい。