ここでいう麻薬はあくまで比喩です(^-^;
身勝手な客
案の定といいますか、今日は凄まじい売り場でした。
僕のバイト先のドラッグストアはそんなに規模も大きくなく、立地も駅から離れている上に駅との間に競合店が3つもある厳しい位置です。
そんな店に、朝からなだれのようにお客さんが詰めかけて文字通り息つく間もなく時間が過ぎ去っていきました。
相変わらず水がバカ売れ。
夜にならないと来られない人も居るはずですから、より広く提供出来るように点数制限をつけました。
なのに、何度も行き来して買いだめしている男性を見たときには悲しくなりました。
その人が僕のレジにお水を持って来たとき、「既にお買い上げですよね?」と(意識して穏やか目に)聞いてみたところ、完全無視です。
挙げ句、「早くしろ」。
後ろには長蛇の列。
たくさんの人が水を求めている中、安定供給するためにご協力ください、と何度も頭をさげました。
その結果、たくさんの罵詈雑言を浴びせてきた上で去っていってくれました。
罵詈雑言ごとき屁でもないです‥といいたいところですが、多少なりとも心にはダメージです。
ティッシュも猛烈に売れました。みんな買いだめしてるようで、まるでオイルショックかなにかのようでした。
他には単一電池(多分懐中電灯用)、ガスボンベが朝に少量入荷したものの一瞬で完売。
ただ、聞いてみると薬や化粧品は普段+α程度で水とかに比べるとあまり伸びていないとのことでした。
売れるほど苦しい
と、いうことは…
お店的には売り上げの割にほとんど利益はない、ということです。
ドラッグストアは薬や化粧品が売れないことには利益が立たない構造らしいです。
水や食品は価格競争の結果、下手をすると利益はマイナスになってしまうくらい値下げしています。
つまり、売れれば売れるほど経営が苦しくなるということです。
なので、あまりにマイナスが大きくなりそうな商品に関しては売価を上げて通常価格に近づけました(それでも利益があるというよりはプラマイゼロに戻した程度です)。
競合店があるので、売れなくなる可能性もありますが、しかしそのままの売価ではいずれにしろ売れてもマイナスです。
値下げは麻薬
こういう価格競争による値下げは麻薬みたいなものだ、といつだか社員さんが言ってました。
やれば客数は増える、または維持されるので表向きは気分良くなれます。
けれど経営は圧迫されて苦しくなっていきます。
おまけに、いちど価格を下げるとなかなか戻せない。
それを、この機会に止めようというのがうちの店の決断でした。
売り上げは鈍るのでは‥という向きもありましたが、見事売り切れました。
特売価格のままだったらやばかったです(^-^;
明日は停電?
さて、明日は停電を行うので営業がどうなるかだいぶ不鮮明な状況です。
僕のバイト時間も減ってしまいそうです‥来月新学年の教科書販売があるので若干ビクビクしてます。
まあ、生きられるかどうかの瀬戸際には立っていないようなのでとりあえずは満足するべきなのでしょう!
明日も頑張りましょう!
ちなみに今日はヨウ素のお問い合わせゼロだとか(笑)