偽Perfume

この国が技術大国だということの何よりの証は、かしゆかの「Pick Me Up!Pick Me Up!」

かしゆかはPerfumeの中でも一番声量が無いし音程も不安定だって?能力的には三人で一番劣ってる?そんなもん、この国の「技術力」を持ってすれば全部カバー可能だ。

そう、ニッポンは技術大国なのだ、なめるなよーっ!!!!

イメージ図(『ベジータ快進撃』より)

Pick Me Up!

COSMIC EXPLORER Dome edition、名古屋初日の、3曲目。

1曲目Navigate、2曲目Cosmic Explorer、とアルバムの流れを踏襲したセトリは想定の範囲内。

問題はその次の一曲が、何であるか。

熱気に包まれた会場は、次の一曲に対する高まった期待と予感で前のめりになった状態。

飢えた獣のように、ステージのPerfumeをよだれを垂らして狙っていたところ。

広大なドーム内に鳴り響く、かしゆかの声。

な、なんて美しい声!!!!
そう、かしゆかの声がクリアーに隅々まで響き渡りました。

もう誰にも、かしゆかの声が「弱い」なんて言わせない。

むしろ、聞けこの至宝の声を。身体全体で味わえ。

みたいな強い意志を持ったメッセージを感じちゃいました。

エナジーストーム

これはPVに収められていたものの、シングルではカットされていたイントロ部分。

僕らの高まる期待感や熱気を先取りして、このかしゆか声を敢えて入れてきて、なおかつ(恐らくは)最先端の技術を駆使してその声を会場全体に響き渡らせてみた演出はこのライブのハイライトと言ってもいいものでした。

あれで、3曲目にして早くも強烈な一体感が味わえました。

前のめり状態の期待感を完全に背負いきって、倍返ししてくれたPerfume。

Pick Me Upはライブで映えると聞いていましたが、予想以上。

ライブであんなに盛り上がって無心になれたのは久しぶりかも知れません。

で、これに続くのが・・・

最初、新曲?!かと思ったくらいに変貌したあのシングル曲『Cling Cling』のアルバムバージョンをさらに改変したもの。

もはや、「つんつんつん」なんて空気は絶無。

ここでも、かしゆかの声が強調されるパートがあります。

「これがPerfumeだ!」、という挨拶代わりとも言える、ライブ開始の盛り上がりでの、かしゆか大盤振る舞い。

最高でした。

この、Pick Me UpからCling Clingへの流れはPerfume至上でも屈指の激アツものだったのでは・・・

あれをリアルで体験出来たのは本当にラッキーだったと思います。ありがとうPerfume。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です