もうずっと前に誕生日があって、妻がKindleペーパーホワイトをプレゼントしてくれました。
妻は推奨販売の仕事をしていて、Kindleペーパーホワイトの売り子をやったことがありました。
大きな本屋か電器屋の前での仕事だったと思うのですが、近くに楽天のKoboを売りにきたライバル販売員がいて、強引な手法でお客さんを何人か奪われたと嘆いていました。
今Koboがどうなっているか知りませんが、そのときは楽天からKoboが出て数ヶ月の状態。
正直いってKoboだけは無いわってな感じでした。Kindleの敵じゃねーだろと僕は大笑いして、まともな読書好きなら絶対にKindleを選ぶはずと色々入れ知恵をしました。
で、翌日の販売では見事Kobo販売員を寄せ付けずにKindleを売りまくったということがありました。
「あのときすごく欲しそうだったよね。すぐ買ってあげたかったんだけど」
あれから一年以上経ちましたが、僕が大学生をやっていた関係で金銭的には厳しい日々でした。
この春、ようやく僕が就職してちょっとですがお金に余裕が出来たからでしょう、妻は念願のプレゼントを買ってくれたみたいでした。
Kindleペーパーホワイト、というかKindle自体出た当初からマークしていてニュースとかずっと追っていた商品です。
だから、必要かどうかと言われると微妙ですが、手にしてみるとやっぱり嬉しさがこみ上げてきました。
iPadminiより小さく、片手で持てる仕様。ただ、ページ飛ばしや辞書検索はだいぶトロくてiPhoneやiPadのスピードには大分劣ります。
満員電車で使うには大きすぎて、iPhoneの方が使いやすく、家で読むならiPadの方が大画面で読みやすい。
でもせっかく思いのこもったプレゼントなので、敢えて使うようにして数ヶ月が経ちました。
そんなわけで沢山本を読むようになったので、お勧めのものや面白いと思ったポイントについての記事を連載してみます。
第一回目は、長いお別れの名台詞、「ギムレットには早すぎる」が主人公マーロウの台詞だという間違いがよく見られると言われていますが、実は意図的な間違いではないか、という予想です。