偽Perfume

密かな楽しみ:帰り道の産婦人科

最近密かな楽しみがあります。今日もちょっとした喜びをもらいました。

命の産まれる場

バイトが終わって帰宅する途中に、ちょっと大きな病院の前を通ります。
そこは女性向けの診療科が主なようで普段は女性の出入りがよく見られます。

こないだちょっと見てみたら、看板に「産科・婦人科・小児科…」などと書かれていました。

産科。
これが特に目にとまりました。

なるほど、ここはいのちが生まれる場所なのか‥

僕は男ですので普段「性」を意識することってそんなにしょっちゅうあるわけではありません。

でも女性は毎月生理が来るわけですし、いざ出産となれば自らその痛みに耐えることになるんですよね‥

もちろんこれだけ価値観が多様化した時代、なにも出産だけが女性の生き甲斐でもないとは思いますし、経済的に厳しい時代ですから愛し合う二人がその幸せを二人の間に留めようと判断したとしても、そんなにおかしなことだとも思いません。

望んでいても生めないといった状況だって、珍しいわけではないと思います。

ですけど、やはり出産の神聖さは確かにあるように思われます。

季節が巡れば花が咲き、虫が湧き、いのちはいつもどこかで生まれ続けています。

新しい生命の誕生は、自然界にとっては日常茶飯事のことです。
でもそれがなければ、いのちは途絶えてしまう‥

そんなわけで、その病院の前を通るたびにちょっと厳かな気分が自分の中に出て来たりするのです。
(もっとも、生まれるばかりでなく、産まないための処置なども行われているでしょうね)

応援したくなる男性

通院されている女性をじろじろ見ようとはさらさら思いませんが、ときどき男性が一人で出てくることがあります。

そういうのを見かけると、ちょっと自分の未来図を見る気がして他人じゃないような、応援したい気持ちが生まれます。

男性向けの診療科もあるのかもしれませんが、日が落ちて少し立ったくらいの時間に、その病院から出て行く‥

たぶん、奥さん(あるいはパートナーさん)を見舞ったあとなのでしょう。

出産間近ということでしょうか。
きっとそわそわしていてもたってもいられない気分なのだと思います。

そんな姿を見てると、なんかこう、胸が温かくなります。
無事に事態が進行するといいなぁと。

今日もバイトの帰り際、一人で病院から出て行く男性を見かけて暖かい気分になりました!

今の気分にぴったりな曲♪
HoleのMalibuです。

Malibu
ホール
1998/09/08 ¥250

圧倒的存在感のコートニーだけでなく、その後スマパンに加わることになるメリッサも笑顔がきれいでカッコいい。

この曲が入ったアルバム「セレブリティスキン」は、暖かい空気の曲が多くて気持ちよくて大好きなので、良かったらどうぞ!

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