先日なんとなくボーッと観てたテレビに見覚えのある女性が、「私は誰でしょう」的な企画に出演しているではないですか!
それは昔の女・・・ではなく(^ー^;
その番組は、しゃべくりで、出演していたのは黒木渚。
番組では、謎の女として登場。クイズ形式で私の正体に迫るという内容でした。放送で初めて私の事を知ったという方も沢山いらっしゃると思います。私の正体は『音楽家 黒木渚』です。
情報源: 黒木渚 オフィシャルブログ Powered by LINE
途中で子どもが泣き出してしまったので全部は見れてませんが、特徴的な人だったので間違いないと早い段階で気が付きました。
黒木渚・・・僕はかつてシングル『君が私をダメにする』にて一時的に振り回されたことがあります(^ー^;
信者になるところだったぜ・・・黒木渚の「君が私をダメにする」
当時は気付かなかったことですが、この人身長高くてしかも巨乳。
美人過ぎずかといって不美人過ぎるわけでもないところも受けそうです。
僕としては彼女のこれからには大きな期待をしているものの、今回明らかになった彼女のプロフィールも含めて、やはりまだ途上の人だという印象を強くしました。
ガチ文系ブロフィール
黒木渚のプロフィールは面白かったです。
彼女は地方公務員として財政課に務めていたということですから、人間を総体として数字で見るということをしていたと思います。
そしてその以前には大学でポストモダンの文学を学んでいたと言うことです。
この体験は一個人としてアーティストをやる場合かなり異色の経歴になると思います。
ポストモダンを経過したアーティストくらいはごまんといると思いますが、大学で学んで公務員の経歴もあるとなるとそんなにはいないと思います。
が、それにしては作品が普通過ぎる・・・のがもったいないところ。
新曲らしき「命がけで欲しいものひとつ」、高橋優の「明日はきっといい日になる」みたいな時流にのった感があって僕はあんまり好きではないです。
なるほど言いたいことは分かりますが・・・
異質と言うよりは
彼女の使う言葉は、ちょっと普通じゃないんですけど、あくまでちょっとなんですよね。
そして文学的とされる言葉遣いも、ちょっと露骨というか下品に傾いていて引っかかりを覚える人も少なくないと思います。
そこだけ抜き出すと完全に下ネタな歌詞もあります。
が、そんな露骨なことしなくてもエロい表現というのは可能です。
星野源とか椎名林檎とか、色々と頭脳を駆使して表向きは平穏に、だけど誰が読んでもこれってアレよね?みたいなところを突いてきます。
星野源は「桜の森」をジャパニーズスケベと表現していました(^ー^;
そして彼は色々あるスケベの中でジャパニーズスケベが特に好き、と(^ー^;
奥行きや広がりがあるんですよね。
そしてそっけなく、そんなヘンなことは何一つ言ってませんと言い逃れする余地も残しておく。
僕も星野源に同意です。
別にこの歌が好きだと言ったかしゆかに乗っかるわけではなしに。
黒木渚の魅力
と、ここまで色々言っておいてアレですが、黒木渚の良いと思ったところも新たに発見しました。
それは「意外に普通なところ」です。
歌詞は一見なんだこれ?と思わせるものがあります。
でも読めば読むほど難解とかいう『Magic of Love』的なことはなく、大意を掴むのはそれほど難しくなくてフレンドリーです。
曲も格好いいし、たぶんバックで演奏している人たちも手練れを揃えています。
そして下乳をちょいちょい見せてくれたりコスプレも見せてくれる。
手軽に気楽に楽しめる、これぞポップ。
黒木渚はロックだと思っていましたが、たぶんポップスターなんだと思いました!
嫌味とか貶すとかそういった意図は全くありません。
ただ僕は個人的にはもうちょっと分かりにくい面倒くさい方が好きってだけのことです。