いよいよ衆院選が公示されて候補者たちが色めき立っていますね！僕も今度こそはちゃんと考えて投票しようと思っているのですが…
元首相の自爆選挙区
僕が居るところは東京18区。旧東京市からはちょっと外れた位置にある選挙区です。
「衆議院小選挙区 東京都2」、猿払の天馬 – ファイル:包括自治体区画図 13000.svg(アップロード者はLincun)を元に作成。 作、Wikipedia 提供。
ここは、民主党の元首相・菅直人が強かった選挙区です。
1996年から2009年まで、5回衆院選が行われて有権者数約40万人のうち10万票以上を集めて当選してしました。
40万人のうち10万以上って、何か大したことない気がします(^-^;
でも日本の選挙では投票率が60-70％ですから、24万~28万人のうちの10万票以上ということになって投票された票のうち概ね50％以上は占めていたようです。
様相が変わったのが、首相退陣を経て初めての選挙だった前回の2012年。
自民党が圧勝した年で、菅直人は大苦戦の末小選挙区で落選、比例で復活当選という薄氷を踏むような綱渡り。
虚無漂う目新しさのない候補者
代わりに小選挙区で選ばれたのが、2005年の郵政選挙以来の菅直人のライバル、土屋正忠（この名前、すぐに変換されない程度の知名度）。
自民圧勝の2012年にはてっきり、かつて菅直人に希望の票を託した人々の票を集めて当選したのかと思いきや。
実は得票数を減らしていたのです。
･･(^-^;？
はい？
菅直人に惨敗した2009年に得た票数より少ない得票で当選って…
2005年郵政選挙
菅直人……126,716票
土屋正忠…118,879票2009年政権交代
菅直人……163,446票
土屋正忠… 88,325票2012年安倍さん復活
菅直人……73,942票
土屋正忠…84,078票
2012年は第3極が盛り上がった年ですよね。
そこでこの二人以外の得票数を合計すると102,957票と衆議院に送り込まれた二人を超えてしまいました。
で今回の立候補者は、というと。土屋氏、菅氏、あとアニメキャラみたいな名前の共産党候補者・結城亮（2012年には出馬していません）。
前回10万票以上を集めた第3極の人たちはいずこへ？
ってか、その10万人の人たち。
今回選挙行くんでしょうか？ってか、積極的な動機で投票出来るのでしょうか。
…(^-^;
今回は立候補者が少ないようなので、似たような事態は他の選挙区でも結構ありそうな気がします。
こりゃー小選挙区は盛り上がらなさそうです。
それでもこの三人のうちから一人選ばないとならないのですから、ちゃんと考えてきたいです。
最終的にこの三人のうちの誰かに票を投じようと思える可能性だってゼロではありません（一応僕が絶対に入れたくないのは宗教系だけなので）。
というわけで、次回以降で今回の争点を見ていきたいと思います。
