偽Perfume

2023年現在にあってもPerfume『コミュニケーション』は最高だよ

今日は2023年9月末。

僕はPerfumeの『コミュニケーション』を猛烈にリピートしまくっております。

そうしてたらですよ。フォローしてるDJ様が、なんとこのタイミングで『コミュニケーション』のとんでもなくかっこいいRemixを公開。

これは、『コミュニケーション』と知らずにリストの中に出てきたら声出ちゃうやつ。憎すぎるセンス。

このように、10年以上前の曲なのに2023年現在も全然現役。一部では愛されまくってる『コミュニケーション』。

何気にこの曲、Perfumeさんの中でもかなりなレア曲の部類かと思います。

『コミュニケーション』のレア度を上げているのはただカップリング曲というだけでなく、

①その後ベスト含めどのアルバムにも入れられてない

②リリース時のお披露目以外でライブのセトリに上がってない

という2点が加わり、自発的にこの曲単体を聴こうとしない限りはなかなか出会えないところにあります。

僕のように『Spring of Life』をミニアルバムと考えてセットでちょいちょい聞くとかなら話は別ですがw

あと、今やってる「トゥワー」の情報は未確認なので、やってたりしたら知りませんwが、そこはノーコメントでお願いします。

さて、レアな割に長く一部熱狂的に愛されているその理由としては、何があるんだろう?

シンプルリフレインが中毒性高いこと?でもそんなの『コミュニケーション』に限った話ではなくわりとPerfume曲にはあるあるなこと。

基本かわいい路線でいて、ダークでヘヴィな一面がときおり垣間見えるところはクセになりやすいかもです。

サウンドクラウドの先ほどのリミックスや、他にもこんなのとか、

あるいは歌詞のシンプルかわいいとは真逆にトラックが尖りまくりの『ねぇ』とのマッシュアップが結構ナチュラルだったり、

『コミュニケーション』自体がもともとそういう素地を持っているからかと。かわいいだけの曲に見えて、牙や爪を持つネコちゃんみたいな。

地味に、全く異なるテイストの『Spring of Life』とのペアというのもかなりおもしろい。

華々しく燃え上がり息もつかせぬ勢いで駆け抜け余韻も残さず速攻消えていく『Spring of Life』。あの悲劇的最後のあとに配置された、クソかわいいネコパンチ。中田さんのセンスw

あと、遊びすぎの歌詞w

微妙な距離感を描くことに執念的な情熱をささげているとしか思えない中田さんの歌詞ですが、『コミュニケーション』はそこからさらに一歩進んでかなりの不思議ちゃんを描いてしまってます。

「空から好きな子が降ってくる」という描写からラピュタを連想する方が少なからずいて、完全に同意したい勢の僕です。

笑っちゃうのが、『コミュニケーション』の女の子がシンクロしてるのは少女のシータではなく少年のパズーの方。もうそれだけでかわいすぎる。(まあ、Perfumeの歌詞は「君」と「僕」に象徴されるように性別の区別はかなりうっすいことが多いですけど)

というわけで、かわいさをブーストさせたこちらのRemixも大好きです。ぷるぷるつんつんの破壊力すさまじい。

この味わい深い女子に会いたくなって何度もリピしちゃう勢は確実にいるかと思います。僕もです。

そして極めつけは、なんといっても前半の濃厚濃密な「かっしかしターン」。

音だけでも極悪ですが、映像がやばすぎて中毒死した人数知れず。

当時のライブコンプでもしていない限りは、JPNツアーの映像とCDTVのものしか存在していないと思いますが、これらはマジでヤバい。

このほっぺシーンでは、JPNでもCDTVでもかしゆかがアップされているので、あ〜のちがどうしているのか不明なのが惜しくもありますが、二人は直後に動き出すのに対してかしゆかは単体でこのポーズとり続けてます。ので、かしゆか専用ポーズなのでしょう。

これ、そもそもは中田さんが最初のヴァースをかしゆかソロにしたのが発端でしょう。ピュレグミのタイアップということで、試食用に送られてきたであろうピュレグミのとろける甘さと極端な酸っぱさの振れ幅に、こりゃまんまかしゆかだなあと。かしゆか本人に2-3聴き取りしてみて甘酸っぱさのエッセンスを引き出していたのかもとか妄想が膨らみます。

で、そうしてできあがったかしゆかまみれの『コミュニケーション』を聴いた先生が「こういうことだよね!」と見事に振り付けを役割分担。ほっぺたぷっくりのあと、結構たっぷりと静止させて余韻を味わえるというとんでもない構成にw

んでこの振り切った役割を、最終的にかしゆか本人が「はいはいこういうことでしょやりますよ!」と吹っ切れてくれたから実現したのかと思います。

ちなみにですが、最終的にはこのあとあ〜ちゃんメインとなり、最後はのっちメインと一応はバランスがとられることとなっています。が、CDTVはテレビということで短縮されており、これだとよりかしゆかのイメージが強いかも。

濃厚に解説済みなのに繰り返しちゃったよ。本当に頂点。天界。

これ一曲のために、JPNのライブDVDは初回版を選びましょうというやつ。本編には入ってないので。ちなみにかしゆかにフォーカスせずとも、骨折れるのところとか、足の動きがTime Warpぽくてかわいかったりと見所はたくさんあります。

んなわけで今日も僕は『コミュニケーション』にどっぷりつかって過ごしてます。

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