公式サブスクプレイリストにて公開されているように、2022ライブツアープラズマの2曲目は『Flow』。
個人的にはこれが、結構な驚愕事項。
2曲目っていうか、1曲目はインストですから実質的にはここからが本番の始まり。
そしてアルバムの『Plasma』の2曲目は、『Flow』ではなく『Time Warp』。そしてこの二曲は空気感がかなり違います。
ノリノリでハイテンション、まさに本番の幕開けにピッタリな『Time Warp』。に対して、『Flow』はゆるゆるまったり。爆速したあとに一息付きましょうみたいな。
繰り返しになりますが、要するにここから盛り上がるぞってタイミング的に順当なのは『Time Warp』であって『Flow』みたいな曲ではないという先入観が僕にはありました。
それにアルバム聴き込んできたこちらとしては、もうインストプラズマのあとには『Time Warp』だろという流れが染み付いていました。
ので、『Flow』のイントロ(というかのっちの歌い始め)聞いたときには、「まさか?!」「え、本気?!!」みたいに、正直言って理解が追いつかず。
まあ、でも。
あのPerfumeさんがこんな大事なタイミングでバグるはずがない。という確信を持っていた僕は、その意図を探ろうと試みます。
ライブ大好きでセトリ組むのも大会議しているPerfumeが、なんの意味もなくこんな変化球を大事な2曲目にぶっこんでくるはずがない。
なんて思いながら、『Flow』を神経研ぎ澄ませて観察しててびっくり。
まず、
曲調の抑揚が半端ないw=そもそもの話、『Flow』は実はゆるゆるまったりではなかったw
シングルジャケのアートやPV、歌詞の断片に惑わされてたw
2度目のコーラスに入る直前とか、『Pick Me Up』や『Party Maker』にも匹敵するくらいの勢い。
『Flow』はこの2つの激しい曲ほど突っ走り続けるわけではありませんが、瞬間最大風速的には全然引けをとっていない。
やられたw勘違いしてたw
そしてさらにびっくりしたのが、
歌詞もゆるゆるまったりではなかったwww
流れに身を任せるなんて、消極的で自主性のかけらもないように思われますが…
Perfumeは自らの意思として、選択として、主体性の塊として「流れる雲になる」。
ここは個人的にもう少し詰めて考えたいので、次回。
『Flow』、このライブ終了後に大慌てで歌詞を熟読し直しました。そして自分にとって最重要な曲の一つに変貌しました。ヤヴァイかっこよかった。