LAライブに来ていたOK Go曰く。
普通のポップスだと思ったら、とたんにアートなんだってわかる。彼女たちは芸術なんだ。
そう、だから単なる数分の音楽だけでこんなにも感動があったのです。
こんなエピソードから、薄化粧のかしゆかや、のっちのやらかし、移動中もセトリの考案するあ~ちゃん、鬼のMIKIKO先生、東京オリンピックエムブレム審査員でクソ忙しかった?はずなのにちゃっかりロンドンに同行していたダイトさんなどなど、Perfumeの深みに潜り込む数々のネタが放り込まれてるのが映画WE ARE Perfume。
そんな映画の主題歌として映画最後に登場するのが、STAR TRAIN。だぞ!!
この映画で、STAR TRAINを語る上で欠かせないのがこのシーン。
目線が落ち着かない緊張した感じ。はなまるうどん食べてた頃の3人を思い出すぜ‥
「みんなここを目指すんだよね…」
そう、ここはニューヨーク。
広島限定ローカルアイドルだったPerfumeが、「みんな」が目指す「世界の中心」に遂にたどり着いた構図です。
それを受けて映画で流れるのがSTAR TRAIN..ではなく、MY COLOR。
STAR TRAINが登場するのは、その後です。
ニューヨークを制覇する、MSDツーデイズ実現する、というあ~ちゃんの宣言の後で流れます。
という流れを踏まえるならば、色々過去を振り返りつつもやはり主題はこれから世界の中心を舞台に戦うことになる自分たちを鼓舞するみたいなところにあるのかな?と思えたりもするのですが。
ここにはアミューズ会長がしゃしゃり出てきていて、よりによってかしゆかの泣きながらの演説を不躾にも打ち切りやがった上で、かなり露骨にあ~ちゃんにMSD言わせた感があります。
そもそも、海外進出はそこに待っている人がいたから、と映画の中でいっていたPerfumeが、世界の中心で頂点目指すってコンセプトちょっとズレてるような。
みんなここを目指すんだよ、て言ってたのは、自分たちもそこに加われて光栄みたいな謙虚な思いからだったはず…ニューヨーク前にキョドってたし(;・∀・)
そこで、映画の流れはちょっと無視して、作品自体に目を向けてみます。
中田さんの主張が一番強く現れてる気がするのは「音楽こそすべて」といわせる英語詩です。
音楽以外にも活動している一応アイドルなPerfumeの一部を極度に強調してます。
これはちょっと不公平であって、まさに「俺様のPerfume」を熱烈にアピールしてるとも言えます笑
まあ、今でこそメンバーも中田さんの音楽の素晴らしさを伝えたいみたいなことも言ってるとは思いますけど‥
そして野心溢れるやり手なイメージは全く漂わせずに、純粋に芸術を追求する人たちとしてSTAR TRAINのストーリーを構成してます。
なので、ちょっとずつ大きくなったPerfumeが世界の中心にたどり着きやがてそこを制圧するなんていう武勇伝みたいな、アミューズ会長的な思想はSTAR TRAIN自体にはありません。
色んな思惑が交錯してるかもしれない映画ですが、僕としてはやっぱりここまで築き上げられたPerfumeらしさみたいなのは大事にしてほしいかな、と思います。
ちなみにダイトさん。
すぐそこにクソ偉い会長様いるんですけど、自由気ままなボウシ姿(;・∀・)
五輪エンブレム選考委員のくせにPerfumeにくっついて日本を離れてたことをどっかで批判笑されてたりした時期ですよね‥記憶が曖昧ですが。
まあともかくダイトさんのこのクールな振る舞いは場違いでむしろなんかウケます。
そして映画の話ばっかりで恐縮ですが、見逃せないのがあと2つ。
あ~ちゃんより先に渡米したかしゆかのっちのやりとり。
のっち「思ってるより似合ってるよ」
(*´ω`*)
そしてかしゆかのリラックス私服。
かわええ(*´Д`)
ほぼ映画についてしか喋ってない気がしつつ…今日はこんなところで。