LUNA SEAの新曲が有線で流れてるのを聴きました。
Glayにもあるダサさ
正直、ダサいと感じました。
ちょっと前にあった、グレイのverbってシングルを聞いた時に感じたような、こういうの出しちゃいますか的なガッカリ感です。
妥協しちゃったんじゃないのっていう。
大体曲名からしてverbって‥
まあ、グレイはドラムが決定的に終わってるのでドラムがメインで始まる時点でアウチ。
逆にコーラス、ボーカルメインのWinter againとか、Be with youはすごくカッコいいです。
で、今回のLUNA SEAは…
まず、歌詞がキツい。
「狂い咲け」って、雨後の竹の子ビジュアルバンドみたいな歌詞です。
これをサビに持ってきちゃうって、ちょっと待てよ。
サウンドもJのベースはやっぱりかっこよかったですけど、全体的に印象が薄いというか、確かにそこそこ良いと言えなくもないけれどっていう。
あんまりかっこよくはないと感じました。
絶賛の嵐はLUNA SEAに失礼
一方ネットでの評価的には大絶賛、称賛の嵐。
でも、懐古のそしりを承知で言わせてもらえば、LUNA SEAのやってきたこと的に見たらこの程度で称賛するのは彼らに失礼なんじゃないかと。
こんなもんじゃないっしょ。
もっともっと、聞いた途端度肝抜いたり、聞く人に余計なことを考えさせないパワーがあった気がします。
なんじゃこりゃっていう変態的な独創性もありました。
歌詞だって、もっとずっと凝っていたと思います。
そうじゃなかったかなーと思いながら古い曲を幾つか聞いてみたところ…
うむ、やはり彼らの曲のクオリティはこんなもんじゃありませんでした。
そう断言出来る非シングル曲を集めてみましたので聴いてみてください。
1. Looper
Style収録『Hurt』のセルフリミックスと聞いた気がしてましたがどうやら違うらしい。
そのライブ版。
こんなこと、グレイやラルクにはできないってかしないでしょう。
LUNA SEAと彼等との決定的違いは、カッコいいダンスな曲が作れるか、にあったと思ってます。
ちなみに元曲でも何でもないらしいですが、Hurtもすんごいカッコいいので必聴です。
2. My lover
シングルgravityのウラ面。
無茶苦茶激しくて歌詞もストレート。
一方、のっけから邪悪なギターかき鳴らしといて、サビで一気にクリアでバラードかよ!ってムードに変えちゃうっていう変態技。
やれるもんなならやってみな!ってくらいにぶっ飛んでます。
これぞLUNA SEAならでは!
ちなみにA面のgravityがまた素晴らしく良い。
オリコンで1位取ってますが、かなり異質の一曲。
なぜなら・・・珍しくINORAN原曲(^ー^)INORAN。
3. be gone
変なリズムといえばLUNA SEAファンなら誰しもRASENを思い出すところ(特にライブ版は必聴!)。
一方のbe gone。
リズムが変則的なのはRASENみたいですが、SUGIZOギターが好き放題に暴れていて、Jベースが淡々とリピートしまくっててほんと快感。
とか思ってたら…終盤まさかの展開が!
こいつらマジで狂ってる!変身し過ぎかっこよす!!
4. into the sun
なんとなく、今回のシングルThe end of the dreamのコンセプトと歌詞が近い気がしました。
サビで「舞い上がれ」とか言ってるし…
しかし、こっちのは凄い曲名。
タイトルは象徴として言っているのではなくて、歌詞を読むと本気で太陽に突っ込むような感じです。
「神々」なんて謎な言葉も出てきますが、余計な論評をだまらせるような圧倒的パワーと強引に引き寄せるような展開がまるでダンテの神曲、そうまさにこれぞ神曲。
あ、でもLUNA SEAで神曲といえばA面のLOVE SONGを差し置くわけには行かず…というわけで、LOVE SONGも必聴です!
やっぱり今回のシングルは…
こいつらと比べたら、やっぱり今回のシングルって微妙じゃないかなーって思うんですが、如何?
というか・・・
LUNA SEAはやはりすごすぎる。
GLAYのドラムってtoshiでしょ?
上手いんですが(笑)
そうなんですね、良かったですね。