正直に言わせてもらいますが、P Cubed収録曲の中でいっちばんにタイトルがダサいのがDream Fighter。
今全曲タイトル見て確認しました。2位は、Challenger?
新曲ナナナナナイロを筆頭に、ダサかっこいい路線の曲名も結構あるので、難しいところではありますが(;・∀・)
2018年武道館はさすがにミスプリなのは良いとして…
DreamにFighterだなんて、恥ずかしい。
前作love the world のフラフラと自在に揺らめく自由さは皆無で、むしろ俗で陳腐で大衆迎合的で売れ線で…
これまでの孤高で独自性高い表現とは方向性があまりにも異なります。
のっちは、
これを中田さんが書いたのは信じられない
と言い、あ~ちゃんは
そういうのダサいって思ってそう
とJCDインタビューで発言していました。
中田さん本人も、どんな曲だっけ?ととぼけてみたり(;・∀・)、これをひっくり返す曲を続けて出したかったとブーブー。
Dream FighterはPerfumeの定番曲扱いされることがよくあることではありますが、Perfume的には
異色の問題作
だったと言えます。
こういうのを期待するような人はそもそもPerfume以外で満たされるだろうし、こういうのに嫌悪や疎外を感じるような人たちにこそ、これまでのPerfume作品は愛されてきたはず。
と言ったらさすがに言い過ぎかもですけど(;・∀・)
とにかく、タイトルだけからするとかなり血迷った感があります。
ていう前提を無視しては絶対にいけないと僕は個人的に思います。
ちょうど夢の武道館ライブが控えていたとか、これまでの苦難の時期を乗り越えた当時のPerfumeにぴったりとか、そういうお涙頂戴設定なところばかりだけ強調するのではなく。
なんて、曲名だけを相手に否定的な感じになってしまいましたが…
中身まで見るとまた全然違ってくるからPerfumeは面白い。
歌詞を紐解くと、そこにはひねくれたPerfumeらしさが結構散りばめられています。
まず、こういう系でよくある、
あなたはあなたのままでいい的な妥協とか、たまには休んでもいいよ的な慰めは一切ない笑
つらいこととかがあったとしてもそれはあきらめない強さがあるから、つまり
諦めたくないなら、つらいことくらいあるに決まってんだろ
と言ってます(;・∀・)
そして、
応援してるように見えて実は応援してない笑
最高を求めるのは生きてる証拠、要するに
当たり前のこと
と言ってます(^q^)
あ~ちゃんがDream Fighterは厳しいというのも頷けます。
そして言っていいか分かりませんが、一部の歌詞が雑(;・∀・)
[とか]なんて…中田さんの冷めた感じが出ちゃってるとも言えますが、これを歌うヒーロー?ヒロインもどこか冷めた目線もあるように感じさせてくれたりして面白みがあります。
ホント優しくねえんだよDream Fighterは笑
つらいことなんてクソほどたくさんあって次々ぶっ叩いてるんだから、[とか]なんてつけちゃうよみたいな(;・∀・)
というわけで、Dream Fighterは曲名だけで無批判に応援ソングとしてもてはやしちゃうのも、逆にセルアウトなクソ音楽と判定しちゃうのもどちらもかなりもったいないと僕は思います。
才能有り余る天才とか、たまにこういう変なことをするもんでしょ笑
最近でいうと、集団行動のSUPER MUSICとか?
ちなみに…
最高のDream Fighterというのが僕の中にはあります。
それは、JPNの…以下参照(^q^)