アマゾンの紹介には、
ラブクラフト、そしてクトゥルー神話世界に絶大な影響を与えた古典ホラーの名作、『黄衣の王』の著者、ロバート・W・チェンバースによるミステリホラー。
19世紀末、フランスの異郷ブルターニュ地方を舞台に、アメリカ人画家ディック・ダレルの活躍を描く。
「紫の帝王」、「葬儀」、「使者」の3編を収録。
なんてゾワゾワさせるような文言が並んでいたもんだから、てっきり『紫の帝王』は暗黒魔界の王みたいな感じがしていたのですが…
信じられないことに、この短編に出てくる紫帝及び赤大将は、共通のめちゃくちゃに可愛らしい趣味を持ってます。
それは表紙にも描かれているものを集めることなのですが…
レビューに書いてあった感じとは全然違う笑
さらにはこれ、なんと恋愛要素までぶち込まれます。
しかも、女の子くっそかわいい笑
なんかこれ、テーマはカワイイ?!にあるんじゃないかと。
なんでラブクラフトなんかを絡めた紹介記事にしたんだか笑
シリアスな事件も出てくるには出てきますが…最終的には恋愛要素が全部を奪い去っていく笑
作者の人、結構面白い人なのでは‥
先日ずっこけた『ウェンディゴ』と真逆というかなんというか…
一応、タイトル作も面白かったので後日紹介します!