さあ、いよいよ2018年Perfume頂点のお出まし。
4位っていうけど、100位中の4位なので、実質1位みたいなもんw
Future PopPerfume
2018/08/15 ¥250
最高最高最高最高最高!!!!!
イントロのギターの美しさ、続くかしゆかボーカル。
何度でも言います。僕は、全歌手の中でかしゆかの歌声が一番好き!!!
2018ランキング、Perfumeの上位曲は全部かしゆかボーカルでスタートw
- 4位『Future Pop』
- 9位『The best thing』
- 11位『FLASH』
な?w
Future Popのかしゆか歌い出しは割とすぐにチェンジするものの、エッジとスパイス光る構成の美しさがあります。
2018年はかつて10年以上も前にPerfumeがやった近未来三部作的な作品が数多く見られました。
54位ずっと真夜中でいいのに『ヒューマノイド』なんかが典型ですし、キズナアイの連作もそう。
もっとも、僕はここでPerfumeが先行者だとかいう話がしたいわけではありません。
残念ながら、Perfumeは有名になった今でも「ど真ん中」から外れたところにいてみんなを引っ張るようなポジションにはないと思います。
先日あった海外誌のインタビューでも、のっちは自分たちよりも別のアーティストの方がシーンを引っ張っている、みたいな発言をしていました。
そんなことよりも強調したいのは、ここ最近になってみんながこぞって扱いだしたAI、バーチャルな世界、激変する世界観と希望あるいは絶望みたいなことを、Perfumeは10年以上も歌い続けてきたという積み重ねの事実と重みです。
リニアは置いといてw、シティもエレワもライブにおいてはずっと重要な曲に位置づけられ続けてきました。
感情の芽生えたAI「僕」が歌う『コンピューターシティ』にある、妙な人間臭さやシチュエーションのギャグっぽさはキズナアイと微妙にシンクロしている部分があるし、より洗練されているようにすら見えます。
そんな愛すべきキャラを葬り去ってしまう無情な『エレクトロ・ワールド』では壮大で奥行きのあるストーリー性まで展開してしまっていました。
そんな狂ったような歌を、もうここ10年、間があくことはあってもずっとレパートリーに入れ続けてきました。
だから、こんな最高にポップなFuture Popが俄然輝いて見えます。
Wikipediaの「フューチャーポップ」という記事には、中田さんのcapsuleの音楽性が当初「フューチャーポップ」と呼ばれていたという記載があり、そしていつの間にか記事のラストに
2018年8月15日には、未来感のあるポップスを追究して来たPerfumeが、満を持して「Future Pop」と言うアルバムをリリースした。
フューチャーポップ|フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
と追記されていました。
Perfumeをここ数年ではありますが追い続けてきた身としては、「Future Pop」の「おかえりなさい」感が確かにありつつ、その先の新世界まで開示されるのです。
『超来輪』も『Tiny Baby』も、確かに新しくてライブでは大化けしてたしですごく好きなんですけど、『Future Pop』はそこを更に何段階かすっ飛ばしたぶっ飛び感がありました。
さらには、『Future Pop』はライブのオープニングを飾り続けただけでなく、紅白でも披露され一番見たいときにそこに居続けてくれました。
こんな幸福なこと、あっていいのかなって何度も思いました。
というわけで、限りなくほぼ1位同然の4位wは、Perfumeの『Future Pop』です!