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ショーペンハウアー『読書について』が衝撃のクソ本

こんなん出版しちゃダメっしょ…ってレベル。いや、レヴェル。

なぜなら、中身がない。あるのは、ひたすら文句ばかり。ドイツ人め…

いきなり「読書は悪」

タイトルを変えねばならないくらいの、ちゃぶ台返しがいきなり行われます。

それは、読書は悪だと、やればやるほど頭が悪くなる(自分の頭を使わなくなるから)という論がぶち上げられます。

しかも、考えることが大事、だとか、どう読むかが大事、というような建設的な論法ではありません。

ポープ『愚人列伝』の引用を使って、完膚なきまでに叩き潰してきます。

頭の中は本の山
永遠に読み続ける 悟ることなく

考えたいなら、読書じゃなくて現実世界を見ろと身も蓋もないことを言ってきます。

文句を聞くという苦行

確かに、読書はしないほうがいい、という意見自体は一聴の価値があると思います。

でも、あくまで一聴に過ぎません。そこから議論を発展させることなく、ひたすらクソな現状(当時のドイツですが)についての文句を聞かされることがどれだけしんどいか。

もう二度と読みたくない…てか、読まなきゃよかった。

原書を読め、とか、古典を読め、とか、二回読め、とか。

ポジティブな提案がなくはないですが、あくまで文句が主体なので、全然実践的じゃない。

ていうか、なんとなく無条件で良いものとされていた読書の価値をバラバラに壊しちゃった衝撃に揺れた状態から立ち直ることすらできないまま。

悪書といっていいでしょう。

まあでも。

Perfumeなら。かしゆかなら。

この状況に対してだって、こう言っちゃったりするのかな?

It’s so happy!!!

Everydayを聞こう

そう、Everyday。

こういうショーペンハウアーの読書本みたいなネガティブな提案に対しても、平気でハッピーと言えちゃう人たちの歌。

この本は悪書に違いありませんが、学ぶことがないわけではない。むしろ、ここでしか書いてなさそうな貴重な意見があります。

読書なんてすべきじゃない。

ていう意見自体には、価値があると思います。

ありがとうPerfume。かしゆか。

クソみたいな本からも、栄養を摂ることができた。

Everyday
Perfume
2017/08/30 ¥250

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