Perfumeの新曲Spring of Life最大の聞き所、それは2:30過ぎくらいから始まる間奏パートだと思います!
憂いを帯びた祝砲
そしてその直前でかしゆかが颯爽とセンターに飛び出すところももちろん見所!かしゆかファンだから言うわけではなく、このPVで1番輝きを放っている女優は間違いなくアンドロイド的演技の光るかしゆかだと思います!
ですがもっと良いのは、間奏です。
このパートは歓喜の雄叫び、あるいは祝砲といっていい演奏です。
PVを見ればわかるように、この箇所はPerfume扮するロボットたちの内部で「LOVE」ソフトウェア(あるいはウイルス?)が起動して自律進化を開始する場面と重なっているからです。
そして「LOVE」の起動は三人の生命の開花として表現されているように見えます。
この物語の結末がハッピーエンドではないように見えるので、この雄叫び、祝砲は刹那的な虚しさを纏っていて一層感動的な仕上がりとなっています。
ワビサビじゃないですけど、影が濃いほどまた光の輝きも増す、みたいな美学が感じられます。
春に弾ける恋の予感みたいな脳天気ハッピーな空気を匂わせといて、まるでインディ時代みたいなダークさをほのかににおわせるこの映像が音楽に深みを与えていると思います。
雄叫びプレイリスト
つーわけで。
どこか影のある、雄叫び間奏のある曲を紹介です。
ちょっとくせ者をならべてみたつもりです(^-^;
中村一義 “冷たい頬”
スピッツの名曲を、雄叫び間奏付きでカバーした面白いバージョンです。
切ない歌詞に対する中村一義からのプレゼントみたいなソロが1:40くらいから聞けます。
これは冒涜だみたいな意見もあるみたいですが、元のバージョンが名曲すぎるので(曲名の時点で勝負決めちゃってますよね)何やったって冒涜扱いされてしまうのでは(^-^;
Jellyfish “Joining a fan club”
ポップな曲だなーと思ってたら‥途中から予想外の怒り狂ったような間奏が始まります。
ジェリーフィッシュってこんな激しい展開滅多に無いと思いますし、間奏へなだれこむのがまた格好いい。
Joining a Fan Club
ジェリーフィッシュ
1993/02/13 ¥250
Capsule “Starry sky”
叙情のボーカルパートに続く電子音の間奏が描くのはまさにStarry sky!
聴いて身を委ねるべし!
Starry sky
CAPSULE
2007/02/21 ¥150
何言っているか全然聞き取れないのですが、曲名がまさに光と闇のコントラストやっていてどこか影のある祝砲というテーマにぴったりです。
別の曲みたいな劇的な展開はさすがDJ!
っていうかこの人spring of life作ってる人だった!笑
ゴールデンボンバー “女々しくて”
スリップノット並に謎のメンバーが並んでて付いていけないのですが、間奏の格好良さと切なさはガチだと思います!
女々しくて
ゴールデンボンバー
2010/01/06 ¥250
Tulip “ぼくがつくった愛のうた”
中学生の初恋みたいな夢中の情熱を歌ったかと思いきや、まさかの「ぼくらの子供」エピソードまで登場するとんでもない歌詞展開が豪傑。
憂いと影を漂わすメロディとコーラスの美しさもさることながら、1:38あたりから突如鳴り響くギターの咆哮が見逃せません。
ぼくがつくった愛のうた(いとしのEmily)
チューリップ
2005/06/29 ¥250
財津和夫バージョンの方が洗練されている気がしますが、祝砲はこっちです。
MUSE “Citizen erased”
静と動が目まぐるしく入れ替わり、爆音洪水あふれる曲です。
祝砲は3:38から始まる間奏で放たれます。
めたくそかっちょいいです!
Citizen Erased
ミューズ
2001/07/17 ¥250
川本真琴”ドーナッツのリング”
僕ランキング最強ソングの呼び声高いドーナッツのリングの間奏、いつ聞いても最高!
以上です。
Spring of Lifeと、なんとなく通じたものを感じてもらえたら嬉しいです(^-^)