大学の教室で授業を待ってた時のことです。
かわいー
僕は教室の前の方に座っていて、後ろの方で女子学生たちの歓声が聞こえました。
振り向くと、マッシュルームカットみたいな髪型の女性がはにかんで、周りにいる女友達たちが口々に「かわいー」と言ってました。
どうやら髪型を変えたことを友達に賞賛されているようです。
その言葉に全く感情を感じませんでした。
まさに棒読み。
彼女たちは、その心のかけらも感じられない「かわいー」を口々に連発してました。
女性同士の友人関係には複雑な力学があってそのバランス調整のためにいくつもの難解な関数が働いているなんていう話はよく聞きます。
ですから、この無感情極まりない「かわいー」にもそういう不思議なパワーバランスが絶妙に働いた結果のことなのかもしれません。
ですが、普段女性グループと交流のない僕からすると、こんなに気持ちの悪いコミュニケーションも無い、というのが正直な感想です。
女同士はめんどくさい、なんてことも聞きます。
その一端を垣間見たのかな??