新書で読んでる『銀の世界史』が面白いです。
銀の国際的な動きが近代以降のグローバリゼーションを推進したというテーマでヨーロッパ史を追うというもの。
なんですけど、銀と連動して動く巨大な需要?の推移がもの凄く面白いです。
それは着る物(綿織物)と茶(あとはアヘンなんかも)だったりするのですが。
服とかお茶みたいな、日常的なものですごく有用なモノが登場すると、あっというまに世界中に駆け巡って市場を席巻していって、その流通を支配する国が王者として君臨する、みたいな動きがありました。
まだ半分ちょっとのところなんですけど、手に汗握るおもしろさです。