そう、Perfumeのエッセンスはスウィートなリフレイン。
ここのところ、立て続けにsoundcloudに挙げられているSpring of Lifeのリミックスを紹介していますが、今回紹介したこれが僕は一番好きです。
リズムをリフレインで一定にさせ、展開を極力抑えることでSpring of Lifeで辿り着いた一瞬の、死と隣り合わせの生を永遠化させてみせています。
ドラマティックな間奏はどこにあるんだか分からないくらいになっていますが、全編にうすく広げられたとでもいうべき状態となっています。
こんなにゆったりと心地よい音楽に乗せてPerfumeが「弾けるリズム」なんて歌ってみせる面白さは、Perfumeの独自性を知り尽くしているかのようなリミックスです。
また、余談ですがこのリミックスを作った人が使っているこの寝ぼけまなこののっち、完璧にこのリミックスにフィットしたものとなっています。
のっちはアザトースなのかもしれない、と僕は時々思うのです。
全ての「存在」は彼の思考によって創造される。この事からこの世はアザトースの見ている夢であるともされ、つまりアザトースが眠りからさめたとき、この世は一瞬にして消滅するのである。
Perfumeとの日々は、のっちが見ている夢の一部なのではないかと。
のっちが目を覚ませば、夢は終わってしまいます。でもたぶんのっちはねぼすけなので、目覚めそうになってもすぐにこんなふうにとろんとした目つきでまた眠りにつくのです。
そして再度、夢は続くっていう。
おやすみのっち。
いつまでもPerfumeとの日々が続きますように。