偽Perfume

そりゃあ骨の一つや二つ折れるわな。Perfume『コミュニケーション』

確かあれはかしゆか。

中田さん女の子仮説

「中田さんが、女の子の気持ちを分かりすぎている」

これだけだと女心がよく分かる好男子って感じですけど、かしゆかのニュアンスはちょっと違います。

そんなの、ホントの女の子じゃなきゃ分かんないことじゃないの?あんたほんとに男?という違和感が含まれていたように思いました。

男ならしない発想『コミュニケーション』

最近僕は、ミニアルバム(と勝手に呼ばせてもらいます)「Spring of Life」EPを聞きまくっていて、ここに入ってる「コミュニケーション」を聞いていてこういうのは男の発想じゃないな、と思うところがありました。

コミュニケーション
Perfume
¥ 250

「コミュニケーション」を特徴付ける「ぷるぷるつんつん」という歌詞は、女の子を真似て男が発想することはあるでしょう。

空から好きな子が降ってくる、これは分かるし男なら誰しも妄想しそう(妄想キング宮崎駿しかり)。

それに続く、受け止め方を考えてみる、これももちろん分かる。

だが。

その結論として「骨折れる」は、絶っっっっ対にない!ありえません。

大体空から降ってくるなんて考えている時点でファンタジーの世界観なのに、なんで急に、しかも一番ファンタジーとして盛り上がる部分で、「骨折れる」なんて超現実に向き合わないといけないんでしょうか。

この「骨折れる」は「苦労する」みたいな意味ともとれますが、空から降ってきた人間を受け止めたらそりゃ骨の一つや二つ折れるでしょうから、文字通り骨がぼきっと折れるという解釈で何ら問題ないと思います。

この、ファンタジーに浸りきれない、ロマンティックな妄想の最中に「ていうか現実ってそういうもんでしょ」「そこ大事でしょ」っていう冷静さが入り込むのは、女性的な発想だと僕は思います。

つーか。

特にPerfumeメンバーで言うのなら、圧倒的にかしゆか?じゃないかなあ、という予測。

仲良し二人組

ところで、「コミュニケーション」は「Spring of Life」EPだけに収録されています。

そして「Spring of Life」で命を賭してもロマンに生きる姿が描かれ、華々しくも散っていった後に登場するのが、このゆるふわリアリストの「コミュニケーション」。

「Spring of Life」の主人公に、「コミュニケーション」の主人公はこんなことを言いそう(^ー^;

え、死んでも良い?でも死ぬのって痛くね?痛いのってやじゃね?

この二人・・・しょっちゅうケンカしそうだけど、案外親友になったりしたら面白そうです(^ー^)

ってか、実際仲良く同居しちゃっているのが「Spring of Life」EP。近年のPerfumeの作品の中でも特に際だって素晴らしい逸品だと思います。

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