偽Perfume

おお…あなたはなんて愛しい人なんだ、Ryugo Ishidaよ

僕ラッパーとかヤンキーとか超キライなんですけど。いや、マジで。

だから、こんな見た目のRyugo Ishidaなんて、論外なんですよ。

しかも日常的にケンカとか暴力沙汰に満ちた生活を送っていたなんて、もう全然共感しようのない人生です。

だというのに。

ワンルームディスコみたいなエフェクトのかかった声で、どこか切なくも美しい音楽をバックに、自信に満ちるというよりは喪失や悲しみを内包した哀愁漂うラップをするなんて。

ぶっちゃけ、このラップで泣きます。
不覚にも感動しました。

見た目通りにEXILEみたいに群れて、無駄に派手でうるさくてダサい音楽に乗せて幼稚な日本語で景気のいい自慢話を繰り出してくれてたら、いつも通り見下してスルーできたのに。

僕はこの音楽かなり好きです。

先に言及したワンルームディスコ以外にも、Pick Me Upの「ダンスフロアの上に降り立つキミを見る」に通じる、集団の中にいるのに世界から隔絶した感覚がPerfumeとも通じるように感じました。

しかもアルバムジャケが、AKIRAのパロディ。

“AKIRA” の感じにしたのは年上の人達も聴いてもらえるように、ってのがまずあって。”AKIRA” の4巻の表紙が元なんですけど、それが地元土浦の旧港の風景に似てるのもあったり、、「俺たち優良不良少年だぜ!ヨタヨタのジャンキーども!」みたいな。金田すげえアツイじゃないですか。あのキャラと自分をリンクさせたいっていうのもありましたね。

引用元:Ryugo Ishida INTERVIEW

もう、この人のことかなりリスペクトしちゃってるかもです。

AppleMusicでアルバム全曲聴けるんですけど・・・歌詞全部乗ってるなら、CDで買いたい><

彼女とやってるゆるふわギャングも格好いい・・・彼女、完全ギャルなんですけど、てか僕ギャルも好きじゃないんですけど、まさかの可愛く見えちゃうっていう・・・

ぐぬぬ。

僕ラッパーとかヤンキーとか超キライなんですけど。いや、マジで。

でも、Ryugo Ishidaの音楽は、ガチで好きっす。

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