気が付けば7月ももうすぐ終わりですが、5月末から6月入ったくらいにやっていたyoutubeアプリのロックランキング続編です。
前回までのおさらい
アプリ上での1位から20位にランクインしている曲は以下。
- 『僕の言葉ではない これは僕たちの言葉』UVERworld
- 『Out of Control』MAN WITH A MISSION
- 『Beautiful』Superfly
- 『Yeah!Yeah!Yeah!』androp
- 『明日はきっといい日になる』高橋優
- 『DAY x DAY』BLUE ENCOUNT
- 『DESTINY』ねごと
- 『くちづけDiamond』WEAVER
- 『可能性』サンボマスター
- 『Collide』UVERworld
- 『MOTHER』The Birthday
- 『死 ん だ 妻 に 似 て い る』ゴールデンボンバー
- 『EXiSTANCE』SiM
- 『シルエット』KANA-BOON
- 『unravel』TK from凛として時雨
- 『桜花爛漫』KEYTALK
- 『HEROES』GLAY
- 『オリオンをなぞる』UNISON SQUARE GARDEN
- 『言わなくても伝わる あれは少し嘘だ』UVERworld
- 『366日』HY
さすがに一ヶ月以上経つともう古い感じがします(^ー^;
音楽ランキングは足が速いといいますか、日々生き物の様に動くものですね。
で、この20曲のうち、聴いてらんないレベルのランクEが3曲、聴けなく無いがイマイチなランクDが12曲、と実に75%が個人的には水準以下と感じられました。
詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
今日はこのランキングの続編で、聴き所ありのランクBをご紹介します。ちなみに、ふつうにいいというランクCは該当無しです。
聴き所あり!ランクB:20曲中1曲
ランクBは一曲です。それはずばりこれです。
- 19位『言わなくても伝わる あれは少し嘘だ』UVERworld
言わなくても伝わる あれは少し嘘だ
UVERworld
2015/05/27 ¥250
何が聴き所かって、それはもちろん歌詞でしょう。
愛を意味する短い歌に続けてたくさんの言葉が、多すぎるくらいに過剰な言葉が歌われます。
が、それはどれも通常愛する言葉からは繋がれないような言葉です。
つなぎが一瞬「おや?」と感じるような組合せになっていると思います。
そんな、人と人の関わり合いの難しいラインに食い込んでくる歌詞になっていると思います。
この苦悩の姿そのものが、なによりも愛なのでしょう。
ひねくれたやり方ではありますが、思いの強さ、深さが感じられてきてとてもいい。
あえての物足りなさ
これだけ持ち上げといて、ランクBじゃおかしいですよね(^ー^;
たしかに。
もしも、BRADIOを知らなかったら・・・文句なしにランクAにしていたと思います。
情報源: BIOGRAPHY | BRADIO
新作が話題のBRADIOですが、彼らの最初のミニアルバム「DIAMOND POPS」に収められている名曲が邪魔をするのです。
その曲のタイトルは、「語らぬ愛は美しい」。
BRADIOの歌における愛も、決して器用ではないけれども一本筋の通った男系のものだと思います。
UVERworldの歌にある憂いや「傷つけ合ってしまった過去」の匂いはBRADIOではあまり感じられず、根拠はいまいち不明ですが妙な自信が感じられるという違いがあります。
根拠不明確な自信ということで、BRADIOの歌がツッコミ不足というか、浅いという意味にもなりかねないわけですが…
お洒落でファンキーなサウンドをバックに、男気溢れる力強いコブシで歌われると信じられないくらいの説得力を醸してしまうのです。
歌詞作成能力というのを数値化した場合、BRADIOはUVERworldに遠く及ばないように思います。
くっさいしかっこつけてるしお調子者感満載です。
語らぬ愛は美しい
BRADIO
2013/10/02 ¥150
こいつはクサいしかっこつけてるしお調子者なのですが。
根拠は分かりませんが、確かに「語らぬ愛は美しい」という信念は持っているし、それを実践してもいるのです。
おわりに
UVERworldは、素晴らしい曲を出したと思います。
「言わなくても伝わる あれは少し嘘だ」。
BRADIOを知っていなければ、パーフェクトなラブソングだ、と手放しで称賛して愛したに違いありません。
が、BRADIOを知ってしまった、出会ってしまった後では、やはり次のような想いがどうしても湧いてしまうのです。
UVERworldの曲は格好いい、斬新だ。
でも、少し「語りすぎ」だ。