いや、そもそもちゃんと聞いてないから勘違いするわけですけど、それにしてもウケるほどにヤバい勘違いされっぷり。それがワンルームディスコ。
まあ、受け取り方は人それぞれ…ですから、色々な事情あっての解釈を勝手に正しいものと間違ってるものとに分けるなんてことは本当は品のない行為だとは思います。
それにワンルームディスコは、前作Dream Fighter共々、プロモーション上の都合もあったりしてなのかもしれませんが、敢えて分かりやすくて共感されやすい、要するに売れ線なテーマ設定が表面上はなされているように見えてしまいます。
僕としては誤解だと思う、ワンルームディスコの解釈…それは、この曲が
新生活応援ソング
だっていう解釈です。
あんまりそういう印象無かったので、そういう意見を見たときには思わず歌詞を確認しました(;・∀・)
これ、ポジティブ??笑
ぐわんぐわんに悲しみに暮れてない?しかもタイトルは、ワンルームディスコとなっていて、何とも孤独だし。
ただし、新生活の不安を直視してそのまんまに表現しているので、結果的に新生活の不安を抱いていた人たちは共感して、寂しい中での仲間を見つけた気分を味わい最終的に救われた気分にはなったかもしれません。
しかし、
ワンルームディスコ自体は何も応援してない(;・∀・)
孤独と苦しみと現実の厳しさがあるばかり。
一部、買い物に出ようとか気分はかるいとか、計画をねりねりとか前向きになろうとしているワードはあるものの、ことごとく不安にひっくり返されていく印象です。
何より、音楽がどうですか?
イントロの悲鳴みたいな声とか。
僕が腐ってるからって言われたらそれまでですが、何かこうワンルームディスコってひたすら
助けて
苦しい
怖い
で埋め尽くされているように感じます。
新生活応援っていうよりは、たくさん人がいるのに誰もがお互いに関心が薄いという都会の孤独がテーマかなあ、なんて。
ちなみに。
Perfumeの3人は、実は当初ワンルームディスコを、僕が誤解だとこき下ろした
新生活応援ソング的なものとして歌った
そうです(;・∀・)
かしゆかは
すごく明るい可愛いイメージでした
と思ったとか。
しかし…
直後中田さんがアレンジを加え、激変(この手のエピソードはPerfumeあるある笑)
それを聞いたかしゆか。
えっ? えっ? 何これ?
これさっきの曲ですか?!
って、めっちゃびっくりしたようで…
つまりは、やっぱりワンルームディスコは新生活応援ソングとは真逆の方向性を持っているということではないのかな?というのが僕の見解です。
なので非常に申し訳ないのですが、ワンルームディスコを新生活応援ソングとしてポジティブに紹介してる人を見ると、
ああ、ちゃんと聴いてないんだな
って思ってしまいます。ま、ちゃんと聞かずに愛好するのも自由ですけど(;・∀・)
けれどもホンモノのワンルームディスコは、もっと暗くて悲しくて絶望的で、そして何より、あ~ちゃんが言ってたように、すんごくカッコイイ。です。