前回はついつい取り乱したものの、落ち着いて考えてみてもPerfumeラブソングは質が高いと思います。
よく言われる傾向として、友達以上で恋人未満だとか、くっつき過ぎず離れすぎずな微妙な距離感だったりとかがあぶり出す人間模様があります。
Perfumeの歌詞を中田さんが初めて書いたという『wonder2』からして、この傾向は現れてて、そして一つの到達点に達していました。
wonder2Perfume
2006/06/28 ¥250
だってもう、タイトルが良すぎる。
コンテストがあれば優勝させたいよ、こんな表現。
たどたどしい感じのある加工されたあどけなさの残る歌声が、微妙な距離にある素敵な二人の今にジャストにフィット。
こんなの、愛さずにいられようか!ってくらいにあったかくなります。
そして時はたち…
Perfume風の微妙な距離感ソングはどうなったかというと。
最近のなら『If you wanna』。大好きです。
If you wannaPerfume
2017/08/30 ¥250
kiss meとかlove meとか、だいぶ言葉は積極的。
ではありますが、あくまですべてに条件「 if you wanna」が付く。
詰めきれない距離感のPerfume節は、譲っていないw
自動車や船、飛行機まで浮かせてみたりするくせに、恋の魔法は未だに使えない(使わない)Perfume。
最高に可愛い。
先日のタリーズCMでも見せてくれた、無重力にたゆたうかしゆかのゆらめきがたまりません。
ボーカル面でもかしゆかパートはオープニング、間奏後の歌い出しと重要な任務を背負っていて、ふわっとしたfの音が心地よく流れてくれています。
しかしそれでも言いたい、のっちの「きれいでいたいわ」が超カワイイと。
ここはあ〜ちゃんパートですが、このおにぎり頭が「きれいでいたい」って思ってるというのがクソカワイイ。
このように。
Perfumeが歌う、恋とか愛とかを匂わす歌、僕はすごく好きです。