LUNA SEAのインディーズでのアルバム『LUNA SEA』。
これは、今でも交流の続くX JAPANのYOSHIKIが主宰するレーベルからリリースされたものでした。
そこで、一つ妄想をしてみました。
一曲目『FATE』はYOSHIKIに向かって歌っているのでは?(ただし検証のつもりはないw)
FATEの珍しいドラム
メタル好きな人には申し訳ないのですが、FATEのドラムはダサいです。YOSHIKIみたいに無駄に早いだけ。
FATE (ver.2011)
LUNA SEA
2000/09/13 ¥250
こんなドラム、真矢はめったにやりません。
だから、コンセプトにYOSHIKIへのメッセージという意図があったのでは…と思われるのです。
では、そのメッセージとは?というと、感謝なんか微塵もせずにただただ楯突くという姿が見えます。
歌詞を見てみます。(蛇足ですが、FATEは定まった歌詞がたぶんないです。よく、正しくは何かと議論されてるくらいで)
ロックやってるどうしのつながり
冒頭直後くらいに、あなたの跡を辿って臆病者になるなら、消えてしまうほうがいいという爆弾発言w
アルバム出してもらっといて、追っかけるつもりはないっすと反抗してます。
そんなことするなら死んだほうがマシってw
で、歌詞はさらに暴走して、与えてくれた一生はバラバラにすると宣言します。
むしろ、YOSHIKIぶっ倒す、くらいの宣言に見えます。
なんでこんな敵意を剥き出しにしているのか?
それは、これが彼らなりの敬意なのだと思います。
お互いロックバンドやってて、少なからず現状への反発意識とかに基づいて音楽やっているわけで…自由でいる、良いものは自分たちで追求する、ということこそ、YOSHIKIだって求めていてLUNA SEAのアルバムリリースを後押ししたはずです。
YOSHIKIからしたら、自分たちの真似事をやってるようなバンドより、LUNA SEAみたいにタイプは違うけど根っこでつながってそうなバンドの方こそ面白く、刺激的で応援したいと思ったはずです。
FATEには度々「神」なる言葉まで出てきて、「神も止められない」「神に辿り着く」とまで言われます。
この神はYOSHIKIなのかもしれないと思うのです。
そしてときはたち…
その後、LUNA SEAは独自の進化を遂げていくつも傑作を出していくわけですが…
SUGIZOがX JAPANに参加したり、LUNA SEAのフェスにYOSHIKIが参加したり、交流はまだ続いています。
こんな彼らを見てると、LUNA SEAはあくまでFATEにあったとおり、YOSHIKIに追随せずに自分たちの道を進み続けることでYOSHIKIに恩返しして、さらに絆を深めているように見えます。
全部僕の妄想ですが、もしそうだとしたらかっけーなあなんて(^ー^;