去年、散々Perfumeが「ポケモン世代」を主張していた関係で、興味津々だったポケモン。
の、ゲームボーイ時代のピカチュウ版をやってます(^ー^)
すっげえ楽しい!
今のお気に入りはバクみたいな見た目のエスパータイプ「スリープ」です。
脳筋なんて大嫌い
幼少期から貧相な体格でスポーツも特に得意ではなかった僕にとって、脳まで筋肉みたいなタイプには非常なコンプレックスがあります。
ポケモンでいうと、ワンリキーなんかがそんなイメージ。
見た目は子どもですが、力技でガンガン攻めてくるのですごくイヤです。目つきが頭からっぽで狂気の様相を呈しているところもすごくイヤ。
こういう話し合いが全く通用しない力で押してくるタイプには、鉄壁のガードが堅いタイプで対抗していました。
ところが、そうした防御の高いタイプとして僕が使っていたイシツブテ〜ゴローンに対して、実はワンリキーは天敵。
レベルの低いときに使ってくるノーマル技は防御力が高いだけでほぼ無効に出来ますが、ちょっと成長して調子にのってかくとう技をかまされた日にはひとたまりもありません。
いわタイプに効果抜群とかいう鬼設定のせいで(^ー^;
そんなわけで、ゲームの世界でも僕は脳筋を恐れなければならないのかと悲惨な思いをしていました。
そこに現れた救世主がスリープ。
おぞましコンボのおでまし
ひなたぼっこしてうたた寝していた近所のお兄さん。
お兄さんは変な夢から目覚めたあとに、わざマシンをくれます。
それが「ゆめくい」。
なんつーおぞましいひらがなの羅列(^ー^;
スリープに覚えさせて使ってみますが、全然何も起きません。
ところが、「さいみんじゅつ」で敵を眠らせてから使ってみると・・・
ああ、恐ろしい・・・(^ー^;
画面が暗くなるエフェクト、謎の効果音とともに超絶大ダメージを相手に与えるだけでなく、その一部を自分の体力に吸収してしまいました。
ターン数は消費しますが、このコンボが醸し出す暗黒魔界の秘技みたいな空気がたまりません。
このコンボを敢えてワンリキーみたいなのに使うのがまた爽快。てか、むしろ可哀想すぎて同情するレベル。
なんか、進化して天敵克服しちゃった生物の気分(^ー^;
こうやって地球上では進化の競争が繰り広げられてきたのでしょう。
この超越の快感は太古の記憶として刻まれ、だから僕たちは服従を強制されるのが不快なのでしょう。
到底かないそうもない強敵にも弱点があって、そこを突けば一気に形勢逆転出来るというのは、ポケモンやっててすごく気持ちの良いところです。
サディストのかしゆかにピッタリなゲームですね(^ー^;
ところでスリープのモデルになってるはずの動物のバクって、悪夢を食べてくれる味方だったような気がするのですが、ポケモンではむしろ悪夢を現実にしてしまう悪魔となっていてめっちゃ笑えます。